アポロ13のレビュー・感想・評価
全87件中、41~60件目を表示
手に汗握る傑作
 これは名作でしょう。随分と久しぶりに観ましたが、こういう実話をもとにしたプロジェクトX的な作品は大好物です。宇宙船の事故では「小惑星探査機はやぶさ」の物語がずいぶんともてはやされましたがやはり人命がかかっているのといないのとでは緊張感の桁が違います(はやぶさの帰還もあれはあれで感動しましたが)。
 全体の構成としても2時間を超える長編でありながら無駄なシーンがなく、次から次に危機が訪れてテンポよく進むので目が離せません。個人的にアクションやパニックものにはテンポの良さが一番大事だと思っているので文句なしです。また、登場人物が優秀なプロばかりなので、足を引っ張ったりミスを犯したりせずイライラすることがありません。
 ほぼ宇宙船内と地球の管制室とで物語が進行するので、ロケットの打ち上げシーンを除けば案外「宇宙っぽさ」は少ないかもしれません。ただ、これが逆に派手な映像でごまかさずに人間ドラマで勝負しているように感じて良かったです。最近の映画はCGを多用し過ぎて「これ実写映画って言えるのか?」と感じることがあるので、これぐらいのバランスがベストです。
ライトスタッフから連綿と
33位/452位 2021.06.23現在
公開当時映画館で観て
そのあとVHSでも観ましたが
20年以上も前なので
正直、あまり記憶はないんだけど
すごく面白かった記憶はある。
なので、とりあえず、この順位かな。
いつかまた観て
しっかり感想書きたいなぁ。
午前10時でやってくれたら
絶対観に行きたい作品。
個人的な話ですが自分は
ジェットコースター余裕なんですよ。
どんなジェットコースターでも。
岐阜に出来た日本一の
バンジージャンプも飛びましたが
余裕なんですよ。
どちらも基本的には安全が保証されてて
安全って安心で怖くない。
なので山とか行っての岩場とかの方が
よっぽどスリルがある。
それは命の保証が無いから。
なので宇宙船の乗組員の方達は
本当に勇気があってすごいなぁと
尊敬します。
以下
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
アポロ13のあるある言いたい♫
アポロ13のあるある早く言いたい♬
アポロ13のあるある今から言うよ♪
トムハンクスは絶対船長顔って思いがち♩
映画終わってから月観がち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→15歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→映画館
鑑賞回数→2回
記憶度→15%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→33位/452
洋画部門→28位/376
13部門→1位
他は13日の金曜日とか13階段とか?
二つの密室劇
絶対絶命の危機に、ハラハラドキドキ!最後は、感動の嵐!
【”非常事態”を人間の知恵と工夫と経験値で乗り越えろ!ラストは何度観ても、涙が滲んでしまう作品。】
 アポロ13号のクルーの中で好きなのは、ジム船長(トム・ハンクス)も良いのだが、私は打ち上げ二日前に”風疹”を発症する恐れがあるという理由で(彼のせいではない)、クルーから外された、ケン(ゲイリー・シニーズ)である。
 当然、彼は失意し、TVも早々に消して”ふて寝”している。
 が、その彼にアポロ13号の事故が伝えられ、彼の”地上”での献身的な、奮闘が始まる。(電力を少しでも確保するための方法を様々に試すシーンなど。打ち上げ直前まで共に月面着陸を目指していた同僚を救うための必死の姿が沁みる・・。)
ー世間は、打ち上げの際は”関心を示さないが”、事故が起こってから”いきなりニュースで頻繁に取り上げる光景”も、少しシニカルに描かれる。-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ■好きなシークエンス
 ・月面着陸を諦めざるを得なくなった際にジム船長が夢想する月面を歩くシーン(彼の無念が上手く描かれている)
 ・他の落ち込む2人のクルーに対し、”僕は家に帰る”と言うシーン(気持ちを切り替えた事が良く分かる)
 ・随所で出て来るジム船長の妻マリリンを筆頭にした家族の心の葛藤が描かれるシーン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 そして、もう一人好きなのが、NASA主席管制官ジーン(エド・ハリス:良い役者である・・。)である。
 粋な白い三つ揃えのスーツを常に身に付けながら、冷静沈着に、そして時に”厳しく””相当無理な”指示を出す姿。
 大気圏突入前、”NASAの最大の危機だ”という男達に言うセリフにしびれる。
 ”いや、栄光の時だ!”
 そして、帰還船から”漸く”ジム船長からのコールが聞こえた時の周囲の
大歓声の中、一人椅子に座り込み目頭を押さえるジーンの姿。
 ーここは、矢張り沁みます・・。ー
<十数年ぶりに観たが、事故発生の緊迫感からのあのラストは矢張り心に染み入る。
 近年、”ゼロ・グラビティ”や”ファースト・マン:特にこの作は今作と連動している・・”など有人宇宙モノの秀作が発表されているが、20年以上前に今作を世に出したロン・ハワード監督の凄さを再認識した作品でもある。>
<1995年8月 劇場にて鑑賞>
<2020年4月24日 BSにて再鑑賞>
奇跡の生還にあるアメリカンスピリットを再現したロン・ハワード監督の誠実さ
1970年の、爆発事故に遭いながらも奇跡の生還を遂げたアポロ13号の歴史に埋もれた事件を詳細に再現したパニック映画の感動作。近年発展著しいSFXを駆使した、宇宙船の打ち上げシーンや飛行シーンの鮮明な映像化があって制作出来た時代の流れにあるものは、アメリカンスピリットの再確認であろう。生きるために最善を尽くし、救うためにはあらゆる手段を考察し行動を起こす宇宙飛行士3人とNASA地上スタッフの通信を通して、それがスリリングに描かれている。「アメリカン・グラフィティ」で極平凡な青年を演じたロン・ハワード監督のトム・クルーズ主演映画「遥かなる大地」に感じた愛国心に溢れた特徴を、今作でも強く表している。
上映時間2時間20分と長いが、次から次へと起こるアクシデントとその対応のスピード感で引き込み、最後まで緊張感を失わない映画の語り口はテンポ良い。興味深いのは、アポロ11号から1年足らずの13号からの宇宙放送を一般のアメリカ人が関心を無くしていて、そうとは知らない機長のトム・ハンクス始め3人の宇宙飛行士が嬉々としてTVカメラで戯れ合うエピソードだ。機長の妻が事故発生後自宅に押し寄せてきた多くの報道人に対して、何とも遣りきれない怒りを抱くのも当然である。偉業より事件に食いつくマスメディアの無責任な姿勢が批判的に描かれている。
宇宙センターの総指揮を執る司令官と直前にメンバーから外された飛行士が冷静に対処する言動と他スタッフが感情を露にするコントラストに見る、ポリフォニックな情感表現の情操効果の面白さとその構成力の巧みさが素晴らしい。アメリカ国家の威信を賭けた宇宙計画の負の出来事を敢えて題材にした挑戦的な覚悟と、作品として失敗できないプレッシャーを想像すれば、これは充分評価に値する努力作ではないだろうか。ロン・ハワード監督のアメリカ映画人らしい誠実さが作品全体を包む良心作になっている。
  1997年 1月31日
月旅行がフェイクだと誤解されるような最低作品
再現性がすごい
人智を尽くして天命を待つ
私事で恐縮です、随分昔ですが会社の研修旅行で宿のシーツで上映しました、若いスタッフには好評でしたが酒に酔った同僚から「温泉まで来てこんなくそまじめな映画なんて見せられなきゃいけないんだ」と絡まれました、もっともです。
なんといっても本作の凄さは事実の重み、些細な製造ミスが重大な障害を引き起こす。次から次に起こる想定外の難問、一人の天才ではなく名もないスタッフ、技術者たちが底力を発揮する。全ての権限を管制ディレクター(エド・ハリス)に一任したNASAの上層部も凄い。
13という不吉な数字を冠したのは現代人の傲慢か、日本では安全祈願や成功を祈ってお祓いや神社詣が慣例だ。然しながら人智を尽くして天命を待つならともかく福島の悲劇や、昨今の製造業のデーター改竄などに直面すると別の意味での傲慢さが見えてくる。
後に会社のプロジェクトの打ち上げで見学者に「ご来場の皆さんの関心は成功の模倣か失敗の学びでしょう、後者であれば材料に事欠きません」と挨拶した若いシステムリーダーの名言を思い出した。
実話なのが凄い。
全87件中、41~60件目を表示

 
  









