劇場公開日 1978年1月14日

アニー・ホールのレビュー・感想・評価

全47件中、1~20件目を表示

4.0天才コメディエンヌを失った今、感じる半端ない喪失感

2025年10月14日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

ダイアン・キートンの突然の訃報に接し、今一度再見してみた代表作・その1。

ブルックリン育ちのコメディアン、アルヴーが恋人のアニーと過ごした日々を振り返りながら、相手が側にいる時はわからない、共に過ごした日々の尊さを、マシンガンのように繰り出される皮肉が効いたジョークや比喩を使って描いている。監督と脚本を兼任するウッディ・アレンは、彼が生まれ育ったニューヨークとアニーが移り住むロサンゼルスとの対比や、男女の間にあるセクシュアリティにまつわる固定概念、等々、セリフの中に膨大な量の情報を仕込んでいるため、英語ネイティブではない観客の動体視力が追いつかない。

でも、突然車の中から降りてくる登場シーンから、まるで風景の一部に溶け込んだようなアニー、ダイアン・キートンのあるようでないような存在感が、慌ただしい物語の行間から浮かび上がって、そこはかとない余韻を残すことは確か。キートンがいなくなった後に見てみると、劇中のアルヴーと同じく、彼女がどれだけ貴重な存在だったかを実感するのだ。

力演、名演とは明らかに違う、クレバーで自然な演技でオスカーを獲ってしまった、天才コメディエンヌ、ダイアン・キートン。彼女がいかにユニークな俳優だったか!?今、感じている喪失感は半端ない。

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清藤秀人

4.5【90.8】アニー・ホール 映画レビュー

2025年11月24日
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本作の完成度は、その形式と内容の融合によって異例の高さに達している。アルビーの神経症的なモノローグとフラッシュバックを主体とした構成は、単なる回想録ではなく、「なぜこの愛は終わったのか」という問いに対する哲学的かつ自己分析的な探求の軌跡である。物語は非線形であり、過去と現在、現実と想像が自在に行き来する。これにより、観客はアルビーの混乱した内面世界と、彼が自身の人生を再構築しようともがく姿を、彼の主観を通して体験することになる。特に、街行く人々やマーシャル・マクルーハン教授の「本人」登場といったメタ的な表現は、映画のリアリティと虚構性を同時に高め、知的ユーモアとして機能する。これは、自己批判と自己陶酔の間を揺れ動く現代の知識人の精神構造を、フィルムという媒体で最も鋭く捉えた芸術的達成である。
監督・演出・編集
ウディ・アレンの監督・演出は、彼のキャリアにおいて最も独創的かつ洗練されている。彼自身がアルビーとしてカメラに語りかける演出は、観客との親密な共犯関係を生み出す。特筆すべきは、共同編集者であるラルフ・ローゼンブラムとウェンディ・グリーン・ブリックモントによる編集である。彼らは、過去と現在、異なるシーンの唐突なカットバックや、画面を分割して並行する会話を見せる手法(例えば、二組のカップルの異なる会話を同時に見せるシーン)により、アルビーの記憶の断片と、人間関係における「すれ違い」を視覚的に表現した。この革新的な編集リズムこそが、本作に現代的なスピード感と深遠な内省をもたらし、作品のテーマである「関係性の複雑さ」を最も効果的に伝えている。
キャスティング・役者の演技
キャスティングは、アレンの自己投影と、ミューズであるダイアン・キートンとの共振を核として成立している。
アルビー・シンガー - ウディ・アレン(主演)
アレンは、ニューヨークに住むユダヤ系のコメディアン、アルビーを演じ、自身のシニカルで自意識過剰なペルソナを最大限に発揮した。彼の演技は、絶えず不安と強迫観念に苛まれ、人生や愛を分析せずにはいられないインテリ層の男性像を体現している。常にカメラに向かって内省的なモノローグを語りかけ、観客を自分の思考の渦に引き込む手法は、コメディアンとしての彼の資質と、俳優としての抑制された表現力の賜物である。彼の吃音気味で早口なセリフ回しや、身振り手振りは、神経症的な現代人の象徴として、その後の映画やコメディに多大な影響を与えた。この自己模倣的な演技は、このキャラクターの核となる魅力である。
アニー・ホール - ダイアン・キートン(主演)
ダイアン・キートンが演じるアニー・ホールは、タイトルロールであり、自由奔放でファッションセンスに溢れる、つかみどころのない女性像である。キートンは、自身の個性を強く反映させたオーバーサイズのジャケットやネクタイといった「アニー・ホール・ルック」を生み出し、当時の女性ファッションに革命をもたらした。演技においては、その特有のハスキーな声と、口癖である「ラ・ディー・ダ(La-dee-da)」が、アルビーの知的な硬直性とは対照的な、生来の気まぐれさと芸術的感性を表現している。彼女はアルビーの人生における混沌とした美の象徴であり、その自然体で魅力的な演技により、第50回アカデミー賞主演女優賞を受賞した。
ロブ - トニー・ロバーツ(助演)
トニー・ロバーツは、アルビーの親友であり、より社交的で地に足の着いた俳優、ロブを演じている。彼はアルビーの神経質な振る舞いを嘲笑しつつも理解を示す、重要なコメディリリーフおよび対照的な役割を担う。ロブは、観客の常識的な視点を代弁し、アルビーの異常な思考回路を相対化する役割を果たしており、ロバーツの落ち着いた演技が、アレン演じるアルビーの狂騒的なエネルギーを引き立てている。
デュウェイン・ホール - クリストファー・ウォーケン(助演)
アニーの兄であるデュウェインを演じたクリストファー・ウォーケンは、短時間の登場ながら強烈な印象を残す。彼は自殺願望を抱く精神的に不安定な青年であり、その異様なキャラクター性を通じて、アニーの家庭環境の奇妙さを象徴的に表現する。ウォーケンの、どこか宙を見つめるような冷たい視線と、独特な間合いのあるセリフ回しは、アルビーの不安をさらに煽る「外部の狂気」として機能し、後に名優となる彼の特異な才能を垣間見せる。
トニー・レイシー - ポール・サイモン(助演)
ミュージシャンであるポール・サイモンは、クレジットで主要な位置に登場し、ロサンゼルスのレコードプロデューサー、トニー・レイシーを演じた。アニーがニューヨークを離れて西海岸で成功を掴むきっかけとなる人物であり、アルビーの対極にある、リラックスして自己確信に満ちた成功者の象徴である。サイモンの、ある種の無関心さとカリフォルニア的な軽薄さを感じさせる演技は、東海岸的なアルビーの知的な葛藤との文化的対立を際立たせている。
脚本・ストーリー
ウディ・アレンとマーシャル・ブリックマンが共同執筆した脚本は、本作の最大の功績である。彼らは、恋愛の始まりと終わりを、知的な対話、精神分析的ユーモア、そしてポップカルチャーへの言及を織り交ぜながら描いた。脚本の核は、アルビーとアニーの関係における成長と停滞の葛藤であり、アルビーが自身の内なる不安を克服できず、結局はアニーの成長を受け入れられないという切ない現実を追求している。特筆すべきは、ストーリーテリングの枠を超えた形式的遊戯であり、特に観客に直接語りかけるオープニングとエンディングのモノローグは、愛の終わりがもたらす普遍的な洞察を観客と共有する。この革新的な脚本により、彼らはアカデミー賞脚本賞(オリジナル)を受賞した。
映像・美術・衣装
ゴードン・ウィリスによる撮影は、特にマンハッタンとロングアイランドのコントラストを見事に捉えている。都会の洗練されたアパートメントと、アニーの実家のカリフォルニア的な明るさの対比は、二人の性格の違いを視覚的に強調する。美術と衣装は、アニー・ホールのルックを確立したことで時代を象徴するものとなった。ダイアン・キートン自身がアイデアを出したという、男性的な衣装を女性が着こなすスタイルは、当時のフェミニズムの波とも呼応し、女性がファッションを通じて個性を主張する新たな潮流を生み出した。ニューヨークの風景は、ロマン主義的であると同時に、アルビーの心象風景のように、どこか孤独で知的緊張感を伴っている。
音楽
本作の音楽は、既存の楽曲を巧みに使用し、特にダイアン・キートンが劇中で歌う曲が印象的である。主題歌として言及されるべきは、彼女が歌唱する「Seems Like Old Times」であり、作曲はカーメン・ロンバルド、作詞はジョン・ジャコブ・ローブである。この曲は、二人の関係が過去の良き時代を懐かしむように終わりを迎えることを予感させ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。全体として、ジャズやスタンダードナンバーの選曲が、アルビーの知的で古風な感性を反映し、ニューヨークという都市のロマンティックな一面を音楽的に補強している。映画は、単なる挿入歌ではなく、アニーというキャラクターの純粋で素朴な魅力を音楽を通して表現する装置として機能している。
この『アニー・ホール』は、知的なコメディと形式的な実験が見事に調和した、一時代の「ニュー・シネマ」の頂点を示す作品であり、現代における人間関係の困難さと、自己分析の無限ループを映し出した鏡として、今なおその鋭さを失っていない。

作品 \bm{Annie Hall}
主演
評価対象: ウディ・アレン、ダイアン・キートン
適用評価点: S10
助演
評価対象: トニー・ロバーツ、クリストファー・ウォーケン、ポール・サイモン
適用評価点: B8
脚本・ストーリー
評価対象: ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン
適用評価点: A9
撮影・映像
評価対象: ゴードン・ウィリス
適用評価点: B8
美術・衣装
評価対象: 美術・衣装スタッフ(ダイアン・キートン含む)
適用評価点: S10
音楽
評価対象: カーメン・ロンバルド、ジョン・ジャコブ・ローブ 他
適用評価点: B8
編集(減点)
評価対象: ラルフ・ローゼンブラム、ウェンディ・グリーン・ブリックモント
適用評価点: -0
監督(最終評価)
評価対象: ウディ・アレン
総合スコア:[90.81]

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honey

5.0ありがとう、ダイアン・キートン、ウディ・アレン。

2025年10月28日
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ありがとう、ダイアン・キートン、ウディ・アレン。

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おさむ

5.0Seems Like Old Times

2025年10月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

カワイイ

やはり観てしまいました「アニー・ホール」。
もう20回は観ているであろう作品です。
ダイアン・キートンの追悼ですぐに思い出すのは当たり前に「アニー・ホール」だが、
本作のダイアン・キートンは特別過ぎて、哀しみが増しそうで観ないふりをしていたが、
やはり観ました。

ウディ・アレン監督作のなかで「アニー・ホール」は超有名作で、ダイアン・キートンとの化学反応も最高。
なんとも柔らかいイメージが余韻に残るのは、やはり
ダイアン・キートンの存在だろう。

別れてしまったけれども、思い出す甘くせつない関係。
2人だから笑え、2人だから言い争いをして、2人だからこそ別れても2人の昔を思い出せる。

ウディ・アレンの外見と神経質なインテリコメディアンぶりにダイアン・キートンの奔放さ、
そのバランスが絶妙。
この映画ダイアン・キートンが歌う
『Seems Like Old Times』にずっと酔う。
ホント、そうだなぁ、って。

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なかじwithみゆ

4.5追悼ダイアン・キートン

2025年10月14日
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全編に溢れるおしゃべりと長回し、ブレヒトを意識した“第四の壁”演出、陰鬱なNYと陽気なLAとの二項対比...ウディ・アレンの映画スタイルを確立させたといわれる本ロマンチック・コメディは、日本でも大変人気があるのだとか。まるで平成天皇と美智子様の出会いのように、ある日テニスコートで出会い惹かれあったアルビー(ウディ・アレン)とアニー(ダイアン・キートン)の大人の恋の物語だ。

ユダヤ人差別に対する不平不満を友人にまくしたてるアルビーの映画冒頭のマシンガントークは、映画監督ウディ・アレン自身がこよなく愛するNYに対する憎まれ口だ。好きで好きでしょうがないのに本人を目の前にするとつい口をついて出てきてしまう悪口....強迫神経症に悩むアルビーだけに、ちょっとした相手の欠点も気になって気になって夜も眠れなくなってしまうのである。

「世界の中で一人でも飢えている人がいるとわかると、人生を楽しめない」と語るアルビーは、スタンダップ・コメディアンの舞台でギャグが滑ったらどうしようといつも怯えていて、歌謡ショーでディナー客の一人がけたたましい音をたてただけでショックを受けて大泣きするアニーとは、いわゆる似た者同士なのである。世の中上手くいっているカップルはすべからくそうだと思うのだが、“お互いの欠点”を共有し合っているのではないか。

ゴキブリやクモが部屋に現れただけでSEXも途中放棄、生きている🦞を鍋にいれるだけで大騒ぎする2人は“(人間を含む)生き物”が大の苦手なのだ。自分の本当の気持ちをそこにいる登場人物ではなく、スクリーンの向こうの観客に向かって語りだすアルビーの態度によくそれが現れている。アニーの浮気が原因で別れた後、通りを歩いていたバカップルを呼び止め「私たち二人とも頭スッカラカンだから」という回答を得て、大いに納得するアルビーなのである。

出会った当初は、心にぽっかり空いた“HOLE”がピタリと重なり合っていたアルビーとアニーだったが、大物音楽プロデューサーに会うためLAに二人して出掛けたあたりから、お互いの気持ちがすれ違い始める。たとえ“すべての人が楽しむことができなくとも”なんも悩むことなく、コカインや葉っぱでラリッてノー天気に人生を楽しんでいる人々が暮らすLAに浮気したアニーを、どうしても許すことができなかったアルビーなのだ。

「死にまつわる本」ばかり読んでいるアルビーを、アニーは「あなたはまるでニューヨークみたいな人」と形容する。太陽、ミルク、赤い肉、大学...健康的なものに囲まれたLAに拒絶反応をおこすアルビーは、社交的なこの街の雰囲気が大大大嫌いなのである。やがてLAに飽きてNYに戻ってきたアニーにアルビーは迷わずプロポーズするのだが、あっさりふられてしまう。“サメ”どころか🦞のように後退しつづける男とサケのように大切な“卵”を産みに帰ってきた女。NY愛があるから相手を好きになるのか、相手を好きになるからNY愛がうまれるのか。ニワトリと卵のジョークのように、結論の出ない自問自答を永久に繰り返すウディ・アレンなのでした。

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かなり悪いオヤジ

3.0技術満点 内容???

2025年9月19日
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映画技術としては、本人のシーンに本人の分身が登場したり、過去のシーンに現在の自分が入り込んだり、対立する会話を二分割画面で表現したり、ディズニー漫画の中に登場したり、アイデアの限りを尽くした様々な手法が次々と展開してゆくので退屈しません。

一方、内容的にはよく言えばシュール、悪く言えば無意味なセリフや唐突な場面展開が頻出します。ユダヤのくせにユダヤを揶揄するような「軽み」が救いですが。

また、当時のアメリカ人でないとピンと来ない文化人・芸能人や時局をネタにしたジョークや皮肉が核心なので、日本人には理解できない、というのが正当な評価です。
竹村健一とか槙枝委員長とか金語楼とかが出てくる50年前の映像を見せられたら、外人は勿論、今の日本人が観たって全然わからないのと同じです。

「都会的な洗練されたセンスがわかる俺」みたいに勘違いする人には重宝する。そんなカンジの作品んです。

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越後屋

3.0タイトルなし

2025年3月8日
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笑える

時代を考えると色んな試みが詰められた作品だという事は解るような気もするが、ちょっと公開から年月が経ち過ぎていて、それだけでは楽しめなかった。同じ理由からかもしれないが笑える所も少なかった。

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ソルトン

4.0めちゃめちゃ腹立つ! ・・・のに不思議

2024年7月15日
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理屈屋で皮肉屋で「周りはみんなバカ」なんて思ってそうで、それなのに女の子には不思議とモテるというインテリの鼻につくところ煮詰めたような男アルビー

そんな彼が特別な人アニー・ホールと出会って別れるまでのコメディ映画が今作である

いやぁ、感想書くために改めて思い起こしたけど現実に周りにいたらめちゃめちゃ腹立つと思うんだよね、アルビー

でも映画のキャラクターとしてはヒロインのアニーと並んでとっても魅力的なんだ

コメディ作品の中で魅力的かつ「笑いのため」の突飛な言動じゃなく「この人は本当にこういう人なんだな」と納得できるキャラクターが見事に造られている

三谷幸喜さんが尊敬する・影響を受けている監督に挙げるのも納得だ

作品自体も【出会いと別れ】という「基本のキ」な流れをユーモラスな会話で埋めつくし、ときにメタ的なギャグを挟み、実にサービス精神に満ちた作りになっている

そして吹き替えの羽佐間道夫さんがこれまた良いんだ!

1シーン目の語りだけで主人公のキャラクター、
そして作品全体の色を一発で伝えてくれる名吹替なのだ

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作務衣もん

5.0仙台日之出プラザで鑑賞

2024年5月22日
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観れば観るほど味わい深くなる。

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ムーラン

4.5ビッグアップルへ僕は行きたい。コニー・アイランドのコースターに♥

2024年3月11日
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マサシ

4.5アニーホール

2024年2月6日
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アニーホール

圧巻だった。
ラブコメディの金字塔。全てのラブコメの教科書になるような作品。

しかしただのラブコメではない。メタ要素たっぷりで面白さにずっと引き込まれる。
それでいて切なく、ほろ苦い。

俺はこんな映画も好きだ。緊張感とエンタメだけじゃなく、こういう心が豊かになる映画が好きだ。

あらすじ
コメディアンのアルビーは、2人の妻と別れた後、歌手を目指すアニーホールと出会い、2人は恋に落ちる。
神経質症だがひょうきんなアルビーと妙にうまがあったアニーだったが、うまく行ったのは最初だけでだんだんと2人の溝は深まっていく。
別れてはくっつきを繰り返す中で、アニーは音楽会社にスカウトされハリウッドへ。実力も恋も置いて行かれてしまったアルビーは、いつまでもアニーのことが忘れられず引きずってしまう。
アルビーは、2人の関係を芝居に落とし込み、芝居の中だけでも理想の関係を築こうとする。

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tyshi

3.0陰と陽が垣間見れる

2023年8月11日
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皮肉屋の早口コメディアンが彼女と紆余曲折あるお話。そして当時にして、革新的な撮影技法を取り入れるなどウッディ・アレンにしてウッディ・アレンたる作品なんだろう。
ただ、個人的に面白いかと聞かれるとそこまでではなかったと言うのが素直な感想だ。

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Iwarenkon

5.0ラ・ディ・ダー‼️

2023年8月11日
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泣ける

楽しい

興奮

「アニー・ホール」はホントスゴい‼️ 45年も前に作られたとは信じられないくらい今でも変わらず新鮮だし、可笑しくて大笑いさせてくれる‼️ウディ・アレンもホントスゴい‼️ふつう失恋話をするなら、ひたすら落ち込み、周りの人たち(特に女の子)の同情を買う、みたいな‼️でもこの作品のアレンは、失恋で自虐的に笑いを取り、前向きになり、ナルシスティックにもなってる‼️ホント目からウロコ‼️対するダイアン・キートンもホントスゴい‼️バギーパンツやベスト、帽子にネクタイというスタイルは今見てもかーなりおシャレ‼️WASP(白人アングロサクソン・プロテスタント)なのは困りますが、アニーみたいなコミカルで明るい女の子とはお友達になりたいですね‼️ウッディ・アレンの作品としては「カイロの紫のバラ」や「ミッドナイト・イン・パリ」の方が好きかもしれませんが、一番ウディ・アレンらしいと思うのはこの「アニー・ホール」‼️空想のフラッシュバックが入ったり、カメラに向かって喋る独白、会話を交わす男と女のシーンに、二人の内面心理を字幕でかぶせるテクニックとか、アニメーションまで挿入するアレン監督の才能にホトホト感心させられます‼️印象に残っているのは、映画館に列をつくって待つシーン‼️後ろの男が偉そうに映画論をぶっているのにイラついたアレンが、画面のこちら側に向かって男の論は間違ってるって言い出す‼️もうこのテンポが都会的で洗練されている‼️そういう見所が随所にあって、あとはロブスターのシーン‼️二人はロブスターを鍋に入れようと格闘しながら、愛に溢れた幸せな瞬間を過ごす‼️のちにアレンは別の相手と同じ瞬間を再現しようとするがうまくいかない‼️人間の心理をうまく描いているというか、人間ってそんなもんですよね‼️

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活動写真愛好家

4.0それでも生きていく。

2022年12月15日
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再々見。
こんなに良かったか。
話がセコい程に壮大な人生悲喜劇に昇華する傑作。
これが何十年に一本も撮れぬのが映画の醍醐味。
本作があれば他のラブコメは要らぬ、かも。
人の愚かをハイセンスな皮肉で肯定し、それでも生きていく、とだけ語るかの潔さ。
これが映画だ。
また見る。

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きねまっきい

3.5【様々な映画技法を織り込んだラブコメディ。屡々、ウディ・アレンが第4の壁を越えて、話しかけてきます・・。】

2022年5月30日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

◆感想・・ になってません。

  ・この作品は、20年ほど前に観たが、面白さが分からなかった。
  だが、その後、ウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」「ハンナとその姉妹」「ミッドナイト・イン・パリ」を鑑賞しこの作品でウディ・アレンが挑戦した映画技法が成功して素晴らしき作品になった事を知った。
  更に言えば、近年の「ブルー・ジャスミン」や、始めて彼の作品を映画館で観た「男と女の観覧車」「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」も面白かった。

  ・で、久方ぶりに鑑賞したが、矢張り今作は映画知識を問われるリトマス試験紙の様な作品だな・・、と思った。

  ・映画館で並んでいる時に、後ろの男がフェデリコ・フェリーニの批評をしたり、作家を批判したりしている言葉を聞きながら、イラつくアルビン(ウディ・アレン)が、イキナリその作家を連れてきて、男に対し、”君の解釈は間違っている”と言わせたり、第4の壁を矢鱈と乗り越えて来るし、小学生時代のクラスメートに将来何になったかを語らせたり、アニーとSEXしようとしている時に、アニーの精神が幽体離脱したり・・。画面分割したり・・。

<2回目に見ると、ナカナカ面白かった作品であるが、どーも、映画技法を盛り込み過ぎていて気が散ってしまうのだなあ・・。
 後、20年後に見るともっと面白く感じられるようになれば良いなあ、と思った作品である。>

■ダイアン・キートンについて
 ・この作品の彼女は、実に魅力的である。
 だが、その後もコンスタントに作品に主演女優として出演されている。
 「ロンドン、人生はじめます」「また、あなたとブッククラブで」「チア・アップ!」は、映画館で鑑賞したが、とても素敵な齢の重ね方をされていて、凄いなあと思った女優さんである。

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NOBU

3.5アニーホール

2022年3月10日
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知的

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モモ

2.5典型的なウッディ・アレン会話劇

2021年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

公開当時、アニーホールルックと命名され流行した、ダイアン・キートンの着こなすマニッシュな装いが素敵だった。ベスト、シャツ、ネクタイ、太めのパンツ、コート、ロングブーツ。LAでのワンピース1シーン以外は全てパンツスタイル。衣装担当者には反対されたのに通したのがカッコいい。自分の好きが自分に似合う幸福。
ストーリーは当時斬新だったらしい、延々と続く会話劇。これぞウッディ・アレン、いう感じ。女性が好きだが病的に神経質な主人公。恋人と口論と仲直りを繰り返しつつ物語は進行する。構成も劇中劇など色々と凝っている点は見応えがある。

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spicaM

3.0手練手管を堪能するが

2021年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

知的

嫌なというかめんどくさいインテリ成分を煮詰めてできてるような主人公。アレンとイコールかは定かでは無いが、アレン自身が出演してると、どうにも生々しいというか、君らの痴話喧嘩どうでもいいです、っていう気持ちが大きくなってくるのはなぜか。

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なお

4.0ニューヨークの雰囲気満載

2021年8月16日
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ジョニーデブ

3.0マシンガントークについて行くのも大変な年齢に…

2021年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

観直す度に「ミッドナイト・イン・パリ」が
好きになってきていたので、
改めてウディ・アレン監督の初期代表作との
評判高い当作品を何十年ぶりかで再鑑賞。

ウディ・アレン爆発だぁ、的ではあるが、
違和感なく過去に入り込んだり
いきなりカメラに語りかけたり、等々
構成の巧みさと見事な脚本の作品だ。

しかし、
心配していた通りの鑑賞とはなった。
理解の速い若い頃ですら難しかったのに、
ましてやこの年齢になってはウディ・アレン
のマシンガントークの再現字幕スーパーには
ついて行くのも大変だった。

また、彼女に未練を残しながらも
主人公の別の女性との
数々の肉体関係を伴う交友等、
自分の過去を遙かに超越した異性関係には、
乏しい経験しかない私としては
彼の恋愛思考を
肌で感じるのも難しい鑑賞でもあった。

ところで、この映画でも精神治療の
場面が出てきたが、アメリカ映画では
頻繁に採り上げられる場面だ。
日本の対応が遅れているのか
米国社会そのものに問題があるのか、
こちらも私には判らないまま。

そんなことも含め、この映画では監督の
米国社会への皮肉もあるのだろうか?
ユダヤ人偏見やハリウッド至上の映画界、
また、薬物常用や操作されるTVの世界も。

さて、
最後まで彼女に未練タップリの主人公だが、
ラストシーンの“弟の卵の小話”の意図は
何だろうか。
“かけがえのない大切な絆・想い”
の意味なのだろうか?

次は「インテリア」再鑑賞予定。
ウディ・アレン自身は出演していないので
マシンガントークは無く、
なんとかついて行けるはずだが。

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