劇場公開日 1993年6月19日

「男優がショボイ」アサシン(1993) のびたんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5男優がショボイ

2017年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

ニキータのリメイク版。観るのは何度目かだが、みればみるほど残念な気持ちになる作品だ。上手につくれば魅力十分な映画になるはずなのに、ストーリーや脚本は面白いことがわかっているニキータとほぼ同じなのに、この差はなぜか。監督の腕の違いなのか。だぶんそうではない。イマイチ感であふれる原因はひとえにキャスティングの悪さに原因があると感じる。主演のブリジット・フォンダは魅力十分で好演しており、本家ニキータのアンヌ・パリローに負けていない。指導員役のアン・バンクロフトはさすがに大女優のオーラがあり存在感抜群で惹きこまれる。本家のジャンヌ・モローより上だと思う。男性陣が良くない。ボブ役のガブリエル・バーンがいまひとつだ。演技力がないというわけではなく映画スターとしてのオーラがないという意味。掃除人役のハーヴェイ・カイテルも微妙な感じ。作品の魅力を台無しにしているのがJP役(この名前ってなんなの?)の男優。映画というのはこういう存在感のない「光らない」役者がでているだけでこうも魅力が半減するのかと感じさせられる。繰り返すが演技力がないというわけではない。ただ魅力がないのだ。ここにもっと「光る」男優をキャスティングできたら映画全体がずっと素晴らしいものになっただろうと思う。残念だね。

のびたん