「叫びまくる主人公。」悪魔のいけにえ かなりあさんの映画レビュー(感想・評価)
叫びまくる主人公。
松竹シネマPLUSシアターのYouTubeにて期間限定公開。
タイトルを聞いたことはありつつも観たことがなかったため、観賞。
初っ端、墓荒らしが取り出した遺体のドアップにビビる。とてもビビる。
サリー(妹)の乳首が服越しにも分かるくらい立っていることがものすごく気になりつつ…。
こういうファッションが過去にあったらしいけど、この時代は丁度そうだったんだろうか?
基本的にフランクリンの言動全てがいちいち癪に障るというか…。
食肉加工場の話を「もうしないで」と言われてもし続ける・ヒッチハイカーがそこで働いていたと気付くとその会話を更に続ける・怪しい雰囲気が出てきたヒッチハイカーの前で折り畳みナイフを出して指を弄ろうとし(癖?)、ヒッチハイカーにナイフを奪われる・サリーと一緒に友人たちを探しに行くシーンでの言葉(まぁここはサリーも言い方がきつかったけど)。
フランクリンにカメラが合っていることが多かったため、主人公かなと思っていたら中盤で死にましたね…。まさかサリーが最後とは。
フックで背中を吊るすシーン、DbDで観たやつだ!と少し興奮。
レザフェ、見た目も行動も怖いんだけど、こう…少し太めというのもあってか後姿がコミカルなんだよね。ぽてぽて走っている姿にくすりと笑みが出てしまったり。
サリーがガソスタ主人に箒で叩かれるシーン、武器を失ったためか絶叫しながら自分の頭を庇っていたけど錯乱状態とはいえ違和感が…。相手は箒だしもう少し抵抗できそうなものだったけど。
ガソスタの装飾がレザフェ宅の装飾と同じということに気付いたところ、良かったな。
ガソスタが父、ヒッチハイカーが兄、レザフェが弟?それとも三兄弟かな?
ヒッチハイカーの言葉遣い等的に長男かな。
ミイラ状態の祖父がサリーの指の血を吸うシーン、がっつり吸ってる音だし祖父動いてるし…。そしてランプが人の皮だし椅子の手置きが人の腕だし…。
捕まってからのサリー、ずっと叫んでるんだよね。そしてそれを楽しむようにヒッチハイカーとレザフェも叫ぶので…うっるさい(笑)。普通の台詞も聞き取り辛いくらい。
ミイラ祖父にサリーを仕留めさせようともた…もた…してサリーに逃げられるのはお笑いシーンかな?
そしてボロボロなサリーに追いつくけどきちんと捕まえる前に通りすがりの車×2にサリーが助けられる…ってちょっと!
なんという強運!
ヒッチハイカーを(轢くつもりはなかったけど)轢いてしまってサリーと共にちょっとだけ逃げた、トラック運転手は無事逃げられたのかだけが心配。
後半が叫ぶシーンだらけだったのがマイナスポイントかな…。サリー役の喉、お疲れ様でした。