「なぜか見てなかった名作」赤ちゃんはトップレディがお好き うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜか見てなかった名作
今となっては、アーカイブにも含まれていないようなラインナップ。
それでも、90年代のレンタルビデオ店には、必ず品揃えがあったラブコメディの傑作です。
ダイアン・キートンは当時を代表するコメディエンヌ。多くの女性が彼女に共感しました。
女性の社会進出をテーマにした作品で、これほどダイレクトにハートを揺さぶるコメディは少ないのでは?
比較になりませんが、当時活躍した女性と言えば、シガニー・ウィーバー、キム・ベイシンガー、ジーナ・デイビス、ダリル・ハンナ、メグ・ライアン。などでしょうか。
どれも彼女とは違うキャリアを行き、男が求める理想像を演じていたような印象がありながら、ダイアン・キートンは自ら制作に関わるような作品づくりをしていたような印象を受けます。
ストーリーに大きく関わる赤ちゃんがきっかけで、主人公は大きく変わるのに、赤ちゃんが全く成長していないことが気になりますが、そこはご愛嬌。
若く、イケメンのジェームズ・スペイダーが存在感のあるヤング・エクゼクティブを演じているのも興味あります。
とにかく、一見の価値ありです。
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