青いドレスの女のレビュー・感想・評価
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ドン・チードル
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カリフォルニアでひっそり金を貯めて家を買ったイージー。しかし職を失っていたので、どんな仕事でも飛びつきたかった。ダフネの情報を簡単に仕入れたのに、それを教えてくれたコレッタという黒人女性は何者かに殺されたのだ。その友人の恋人コレッタを寝取るというデンゼル・ワシントンがなんとも言えない。
ハードボイルド小説を戦後直後の黒人社会に当てはめたという奇抜さもあり、私立探偵ではないため簡単に殺人容疑者とされ、まだまだ差別社会だったアメリカを描いてある。話がややこしくなった上に、強力な助っ人(?)ドン・チードルの登場だ。簡単に人を殺してしまう彼のコミカルな演技によってハードボイルドさよりもクライムコメディの様相を帯びてしまう。
ストーリー的には雇われたと思っていたカーターが実は雇い主ではなく、対抗馬の黒人市長候補だったというところが面白いはず・・・なのに、最後は散漫な展開となり、殺人容疑で捕まる前に犯人を挙げると宣言し、逆に人を殺しまくるってのもなんだかなぁ・・・
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