「マイケルのギタープレイ」愛と栄光の日々 ライト・オブ・デイ うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
マイケルのギタープレイ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、見事なギタープレイを披露するマイケル・J・フォックスですが、彼はもともとギター小僧で、本格的にミュージシャンを目指したこともあるとか。
この頃撮られた映画は、マイケル人気絶頂のころで、『ティーン・ウルフ』では運動神経抜群の狼男(少年)役を演じていたりと、俳優としてのスキルというより、彼の人気に便乗した作品が乱発されました。
そんなマイケルが軌道に乗らない音楽活動と、不仲の母と姉に板挟みになった葛藤する青年を誠実に演じています。いつもの軽いおふざけは無し。バンドのボーカルはジョーン・ジェット(元ランナウェイズ)で、ハスキーなシャウトはド迫力です。ブルース・スプリングスティーンは楽曲提供とカメオ出演も。
もっと、音楽にウエイトを置いて製作すれば、もっと面白い映画になったかも。残念ながら、いまやマイケルのファン以外誰も手を出さない作品でしょう。
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