愛情物語(1955)のレビュー・感想・評価
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『ブラジル』ですね♥ クロスオーバーの走りだ。
やっぱり、初見は白黒テレビです。いつ見たのでしょう?
題名を『トゥーラブ・アゲイン』で覚えていて『ショパン ノクターンE♭』とだいぶ経ってから気づきました。振り返れば、既に、超ク●ガキの頃からクラシック音楽を知っていた訳です。やっぱり、ショパンは良いですね。
また、キム・ノヴァクの絡みで『めまい』でレビューしましたが、この映画をカーメン・キャバレロの映画と思っていました。親父もオジキもそう教えてくれました。彼らはビッグバンド・ジャズばかりで、ピアノ曲やクラシックを全く知りませんでしたので。そして、私も小学校一年位の頃なので、台詞の字幕なんか読めないで、音楽だけを聞いて楽しんでいたと記憶します。しかし、なんと甘美なのか!と脱亜入欧に仕上がってしまったわけです。多分、本日が二度目の鑑賞で、カラーでは初めてだと思います。
Amazonで見れました。
内容は覚えていませんでした。兎に角、綺麗な女優さんと海賊役(タイロン・パワーさんをそう見ていました)の人が出演してもの凄くうまくピアノひいているって思っていました。今、よく見ると少しづれているようですが。
どうやら、見ていたようです。ミンダナオの場面で思い出しました。しかし、余り、亡父、オジキの話題に上がらず、僕にとって忘却の彼方になったのは戦争絡みだったからなようです。親父はグレン・ミラー物語は良く話題にしてました。
蛇足 現在一番好きなショパンのノクターンは嬰ハ短調です。
そう言う意味でノクターンのE♭はこの映画にあっているのかなぁって映画を見て思いました。勿論、いい意味でです。
蛇足2 ミンダナオ島だったと思いますが、来年の2月にスキューバダイビングに行きます。良い思い出になりました。
ピアノの演奏シーンが華やか
美しく優しい妻( キム・ノヴァク )との出会いから結婚迄のシーンが明るく華やかで、二人の溢れるような幸せが伝わってきました。
主人公の家庭での様子がもう少し描かれていたなら、
もっと感情移入出来たかも知れません。
主人公( タイロン・パワー )が息子に思いを伝える場面と、ラストが秀逸。
ピアノ演奏の柔らかな音色がいい。
NHK - BSを録画にて鑑賞
男から求婚できない家系
薬剤師とという安定した職業を捨て、ピアニストになろうとNYセントラル・パーク・カジノのレイ・ライスマンを訪ねるエディ。最初はあっけなく断られるも、資産家の娘マージョリー・オルリックスの口添えのおかげで楽団のピアニストに。メキメキと才能を発揮し、楽団のリーダーに成長するというサクセスストーリーの前半。しかし、結婚したマージョリーが出産と同時に亡くなってしまう。これだけでもお腹一杯になりかけたのに、さらに成功と悲運が待ち受ける。
息子ピーターを残して演奏旅行。そして海軍へ入隊。戦災にあった子どもとピアノ連弾を通して、残してきた息子への想いが一層強くなるエディ。作品全体を通してみても、この連弾シーンが最も感動的。
序盤のライスマン楽団でも一瞬連弾シーンがあったし、戦地の連弾、そしてピーターとの連弾と、ピアノの重厚さが特に印象的。ショパンのノクターンをアレンジしたテーマ曲が有名すぎるので、ストーリーや映画そのものの完成度は高くないものの、早世したエディ・デューチンの心が伝わってくるかのようでした。ただ、「愛情物語」という邦題はいかがなものかと・・・
BSPにて
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