ゴリラ(1986)のレビュー・感想・評価
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ゴリラとコブラ
2021年2月11日
映画 #アーノルド・シュワルツェネッガー/#ゴリラ (1986年)鑑賞
#ターミネーター、#コマンドー に続いての作品。地味でこじんまり
ここら辺で伸び悩んだので、#ツインズ とか、#キユダーガートン・コップ とかのコメディ路線に走ったのかな?
原題は、Raw deal なのに邦題はゴリラ!!
力まかせのアクション
アーノルドシュワルツェネッガー扮する行き過ぎた捜査でFBIを辞めたシェリフ、マークカミンスキーにダーレンマクギャバン扮するハリーシャノンから誘いの電話があった。FBIに入ったハリーの息子は死んだとハリーは言った。マフィアパトロビータに息子を殺された恨みを晴らしてくれれば現役に復帰させるとの事だった。果たしてマークは望みをかなえる事が出来るのか? この頃でも既にアーノルドシュワルツェネッガー用の派手な爆破シーンや力技がフルに使われていたね。
金欠美女には弱いのです・・
シュワちゃん39歳、男盛り、それにしてもあんまりな邦題、スターロンの「コブラ」にひっかけてゴリラにしたのだろうか、確かにこの強さは尋常ではない、たった一人でシカゴのマフィアを壊滅させてしまうなんて人間業ではないだろう。キャメロン監督はそれを見抜いてアンドロイドにしたのだろうか。ストーリーはあるけれどお馴染みの潜入もの、見どころはど派手な銃撃戦とアクション鑑賞に尽きましょう。
ただ、変っているのは主人公の女性観、金欠美女には弱いのです、これだけの英雄なら多少色を好んでも不思議はないのだが妙にストイック、といいつつ気はあるようで服を買ってあげたり挙句には25万ドルもの大金をプレゼントしてさようなら。
愛する奥さんが田舎の貧乏暮らしで酒浸り、荒むさまを見て男の甲斐性、愛情は貢ぐことと思い込んでしまったのだろうか、冒頭の夫婦喧嘩が伏線とすれば笑えます。
後半からやっと面白くなる。
『ゴリラ』鑑賞。
*主演*
アーノルド・シュワルツェネッガー
*感想*
めちゃめちゃ若いシュワちゃんが上司の命令で、マフィアに潜入してこらしめる話。上司の命令っていっても、ただの命令ではなく、上司の息子がマフィアに殺され、優秀だった元警官のシュワちゃんに頼み込んだんですけどねw
ストーリー自体は面白いんですけど、いざ見始めると前半~中盤は、ハッキリ言って面白くない。いつの間にか潜入してるし、マフィアの幹部が顔が似てて分かりにくいし、背景もイマイチだった。
アクションシーンやカーアクションはまぁまぁ良かったけど、後半からやっと面白くなった。
そもそもシュワちゃんの近くにいた女性は誰だったの?(笑) マフィアの女なのかな?よくわかんなかったな~(^^;
あと、なんでタイトルが「ゴリラ」なんだろ?シュワちゃんがゴリラみたいな体してるから?(笑)
総じて、微妙でした。でも、最後のシーンはとてもほっこりしました。(^^)
シュワ無双のポンコツ映画
おそらく、当時の量産型であり平均点をとりやすい作風だったのだと思う。当時のアリそうなところを探って繋げて作るとこうなったのでは。そういう意味で時代を反映している点はよいかもしれない。
BGMセレクト、映像、アクション、シナリオ、そしてシュワなどなど、非常に時代的なのである。
内容としてもとても普通。警察対マフィア?の狭間で復讐に燃え孤軍奮闘するポリスメン。てことらしい。なんて普通なんでしょうか。
あと云いようがないが、予想通りの古さとシュワ無双のポンコツ映画だったし、期待を裏切られなかったということで、まあ。
シュワちゃんの良さが出ていない
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
FBIをクビになった後、田舎の警察でくすぶっていたシュワちゃんが、個人の依頼で突然シカゴの大きな非合法組織に潜入捜査を始める。それもわざわざ工場を破壊するという特別目立つことをすることで自らの身分を消すことまでして。
そんな何とも二流な設定で物語が始まる。その後も潜入もあっさり出来るし、敵に疑われることも少なくとんとん拍子で物語は進んで行く。妻ともう一人の女の扱いもおざなりで存在感がない。
見せ場としては銃撃戦でそれはそれなりなのだが、単独で多数に突っ込むシュワちゃんがやけに無敵だし若い鍛えられた体を活かした活劇はあまりない。髪を整髪料ですきあげて背広でばっちりと決めた暴力団風の姿を見せたかったのだろうか。
このころのシュワちゃん作品は大概観たことがあると思っていたが、これは記憶にない。だが80年代当時のありふれた活劇作品といったところ。全体として水準が低めで、若くて筋肉ムキムキのシュワちゃんの良さが生きていない。
シュワが潜入捜査官
シュワがFBIの職員によるインディーズの潜入捜査官としてギャング組織に介入する。けっこう渋いリアリズムで描かれていて面白かったのだが、身分がばれそうになってドキドキするような場面はまったくなかった。クライマックスで、シュワが銃を大量に用いて大暴れする廃自動車置き場と、地下のアジトの場面が非常に痛快だった。力持ちの場面は少なかった。
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