卍(2006)のレビュー・感想・評価
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園子の夫は野村宏伸・・・下手すぎ。
園子のことを「姉ちゃん」と呼ぶようになった光子。やがてレズビアンの関係になり、気づいた夫は光子を逢うことを禁ずる。なんだかコメディとポルノの融合のような・・・とても文学作品とは思えない。台詞の棒読みもそれを意識したものだろうか。
ストーリーは昭和初期にセンセーショナルに発表された小説だけに面白いし、真面目なエロティック作品としてもいいんだろうけど、ここまでコメディにされると、小噺としての面白さも加わってくる。こういう味わい方ができるなんて、谷崎文学おそるべし・・・だ。さすがに最後は暗いというかブラックな感じ。
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