劇場公開日 1968年12月31日

「吉田喜重作品にしてはつまらない。なので、吉田喜重作品の特徴を書くことにする。」さらば夏の光 トグサさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5吉田喜重作品にしてはつまらない。なので、吉田喜重作品の特徴を書くことにする。

2014年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

この作品は、一方的に女を愛する男が、女を追い求め、ヨーロッパを転々とする物語である。
だが、いつもの吉田喜重の切れ味はなく、絵もいつもの吉田らしいシュールさに欠けている。
なので、ブログ原案として、今まで観た吉田喜重作品の特徴を書くとする。
・ヨーロッパ的雰囲気を醸し出した黒いサングラスの登場人物
・あえて群衆を排し静けさを漂わせた登場人物のカット
・知的なモノローグ
・どこか映画全体からヨーロッパ映画を思わせる雰囲気
・物静かで素敵でシュールな音楽
・男が一方的に女を求め、対する岡田茉莉子が知的な対応を見せる。
今のところ、思いつくのは、こんなところでしょうか^^

トグサ