劇場公開日 2004年5月8日

母のいる場所のレビュー・感想・評価

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2.0紺野美沙子は当時45歳とは思えないくらい若く、きれい

2018年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ちょっと贅沢な老人ホーム。志は立派だけど、なぜか空しい。  泉はシングルマザーで高校生の息子は不登校になっていたが、大検にも受かり自分の道を見出すまで成長した。やがて二人ともホームに入って母親の世話をする久野家。  能を経験していた両親。父(小林)は大企業を定年退職。泉の兄も順風満帆といった雰囲気だったし、介護しなければならないといっても幸せな家族。ヘルパーさんたちも明るく何の支障もない。  介護問題を考える入門編のような作りだけど、問題提起にはなっていない。幸せな家族の一人が大往生するだけとも思えるくらい。教育映画を作り続けてきた監督だけに、妙に政府から押しつけられた案内ビデオのようにすら感じるのだ。しかも富裕層向けの・・・介護がそんな楽しいはずがないじゃないか!

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kossy