「あぶないメカ」HINOKIO ヒノキオ どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
あぶないメカ
今作の舞台は、ラストのボールアースの描写から、架空の世界であることがわかる。
ロボットが生徒の代わりに学校に通うことが合法的に認められている。
ロボットが受けたダメージは、操縦者も受けるようだ。強いとはいえ、危険なメカニズムだ。
現在ようやく普及してきたドローンと違って、人型である意味があった。
ゲームの中では煉獄も登場する。
今作は、深いかもしれない。
牧瀬里穂さん、堀北真希さん、エンディングテーマのYUIさん等、今はもう活躍していない人たちの他、現在は美人女優として成功している多部未華子さんのボーイッシュな姿を堪能できる。まだまだ伸び代がある頃の多部未華子さんの胸のアップは印象に残る。
アニメだったら普通の作品だったかもしれないが、実写でここまでの完成度というところが評価できる。
友情と恋愛の曖昧なテンションは、子どもならではのストーリーで、素敵であった。
ロボット開発について、もっと詳細を知りたいし、中学生になって二人はどうなるのか、もっと続きが観たい。
モヤモヤが残るものの、登場人物たちと、謎の設定に魅力を感じる。
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