劇場公開日 2005年10月22日

「そろそろあぶない刑事?もうあぶない刑事?」まだまだあぶない刑事 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5そろそろあぶない刑事?もうあぶない刑事?

2012年11月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

笑える

楽しい

単純

日本の刑事ドラマにアメリカンな軽いノリとジョークとアクションで人気を博したタカ&ユージの“あぶ刑事コンビ”。
何処であろうとお構い無しに銃を発砲したり、上司の命令をまるで無視して行動したりとリアリティの欠片も無いが、まあそれが“あぶ刑事”の魅了。

「〜フォーエヴァー THE MOVIE」で行方不明になったと思われた2人がカムバック。
久し振りの横浜港暑は大きく様変わり、レギュラーメンバーも出世していて、ちょっとした浦島太郎気分。
でも皆、中身は変わらず。透“課長”は相変わらず振り回され、薫“課長”は相変わらずドン引きするテンション、松村“署長”はやっぱり陰で助けてくれる。
2人の血気盛んな若い刑事と共に、狙撃事件から始まった前代未聞の大事件に挑む。
足の速さでは若刑事に追い抜かされたり、肩が上がらなかったりと少々お年が目立つも(笑)、どっこい、最後は2人がダンディ&セクシーにキメる。

タイトルは、俺たちはまだまだやれるぜ!…という意味を込めてだろう。
タカ&ユージ、健在なり!…と言いたい所だが、「踊る大捜査線」や「相棒」などリアルな刑事ドラマが人気の今、破天荒な2人が活躍する作風はあまり受けなかったようだ。
劇場公開時、興行的には不発。
まだまだやれなかったか…?

近大