「ゴジラ-1.0の原点」ALWAYS 三丁目の夕日 だるちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラ-1.0の原点
2023年に世界中を席巻したゴジラ-1.0ですが、山崎監督の原点を再発見出来ればと思い、以前に鑑賞済でしたが、改めて三部作のDVDを借りてきました。
監督が山崎貴、音楽が佐藤直紀という組合せはマイゴジどうよう、黄金コンビだと思います。
脚本の古沢良太も、どうする家康では酷評を受けていましたが、本作に関しては完璧だと思います。
また、マイゴジでの擬似家族という設定の着想も、この作品の頃から再認識しました。
色んな登場人物の悲喜こもごもが織りなす群像劇がこの作品の持味ですが、特に感情移入したのは茶川とヒロミのエピソードで、見えない指輪を眩しそうに眺めるシーンでは、涙が止まりませんでした。
マイゴジは国内よりも海外での評価が高く、その理由としてはVFXに加えて人間ドラマがポイントになっていますが、山崎監督の原点として、是非この作品も海外のミニシアターで紹介する機会があればと思います。
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