「ほのぼのした仲良しの旅の話だった」約三十の嘘 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
ほのぼのした仲良しの旅の話だった
総合:40点
ストーリー: 15
キャスト: 75
演出: 25
ビジュアル: 65
音楽: 70
ひたすら列車の中でひたすらみんなの話がはずんでいた。仲間が集まり楽しい旅になりそうだ。
だが詐欺師の集まる映画として、延々と時間を使って何をやっているのだろう。他人のいる食堂車でも普通に堂々と「三十の嘘」と自分たちの計画を話し合う。喜劇だとしても、犯罪映画としてはかつて見たことがないほど軽薄で緊張感のない作品だった。この雰囲気で作るのならば、詐欺や犯罪物とは全く関係のない物語にしたほうが良い。例えば会社の同僚たちと行った出張旅行の話にしたならば、随分と違ったものになったんじゃあないだろうか。
コメントする