難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTXIIのレビュー・感想・評価
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丹波はん
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オープニングエピソードは葬式の場面。3千万の遺産相続で親族が言い争ってるところへ萬田が登場。遺産相続するのなら借金も相続してもらわんと困るなぁ、などと現実でも覚えておかねばならないことのうんちく。太陽商事社長が遊ぶ金欲しさに借りに来ても、「父親の名義やろ?遺産といってもあんたにとっては義理の父親。義理の父親だったら遺産は入らない」などと常識的なことも・・・。でも勉強になるなぁ~
メインは“国東慕情”という曲だけで歌い続ける芽の出ない歌手藤巻。新曲を出すわけじゃないのに何故借金を?有線にリクエストしたり、CD買いだめしたり、頑張ってもやっと演歌部門で第36位。そんな貧乏暮らしのため簡単に話に乗ってしまった・・・。やっぱり警察の手入れがあって元金はパー。そして夜逃げ・・・。カジノバーなんかはほとんどが警察とつるんでいて、手入れの時期とか知ってるはず。そんなときにわざと投資家を募って嵌めるらしいことも・・・。そんな悪人を演ずるのは丹波哲郎の息子・丹波義隆。
国際養子縁組の話まで切り出して脅す萬田。しかし、調べていくうちに、藤巻を嵌めた岩崎は太田の愛人。藤巻の息子は太陽商事の元社長の妾の子だった。死後3年以内なら認知請求できるらしい。
しかしストーリーは上手く出来過ぎ。おまけに公証人を立てた遺言書も偽造だなんて・・・それを口止め料ってのはやばいんとちゃうか?
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