「スクリューボール・コメディというらしいです」或る夜の出来事(1934) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
スクリューボール・コメディというらしいです
戦前の緩い恋愛ものと思いきや、異常にテンポの良くて切れ味も鋭いぶっちぎりコメディで映画史的にはスクリューボール・コメディの決定版と言われているそうです。
脚本の素晴らしさはもちろんのこと、ワイルダー先生にも通じるキャプラ先生の職人芸的演出手腕に脱帽です。
ゲーブル先輩と言えば風の重厚なイメージが先行していましたが、軽妙洒脱で都会的な正に古き時代の映画俳優の代名詞のような俳優であることが確認できます。
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