世界の中心で、愛をさけぶのレビュー・感想・評価
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ストーリーはありきたりですが
長澤まさみと柴咲コウのダブル主演は凄い。
原作は題名をガンダムのセリフから無断借用でヒットしましたが、内容は難病ものとしては使い古されたものです。
出演者の演技だけは確かです。
愛する人の死
愛する人の死を受け入れることは容易いことではないですね。
でも愛する人の死を受け入れなければ前には進めません。
もし今、愛する人の死を受け入れられずに苦しんでいる人がいたらぜひこの映画を観てもらいたいです。
DVD200円ゲットシリーズ。2004年セカチュー現象を世に巻き起...
DVD200円ゲットシリーズ。2004年セカチュー現象を世に巻き起こした超話題作。これなら韓国の恋愛物に勝てるかも。
あまりの偶然、あまりの悲劇、無理矢理のお涙頂戴のストーリーに超がっかり。なんで灰持ってんだ(笑)長澤まさみの初々しさが唯一の救い。残念ながら韓国の圧勝!
納得のセリフ
・天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまたきっと会える。そう思いてえんだ。
こんな話とはつゆ知らず。今、まかり間違っても池江璃花子さんには見せられない作品。彼女はきっと治ります。時代は格段の進歩を遂げています。
タイトルなし
当時17歳とは思えない長澤まさみさんの演技に心を打たれました。
亜紀の死から十数年後、律子(柴咲コウ)と一緒に見つけた宝にサクはどう思ったのか。そして、その時亜紀の思いは届いたのかが、ポイントです。
この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、い...
この映画が公開された当時はブームに乗ることに抵抗があったことと、いかにも涙を誘うようなプロモーションが嫌だったから、今まで観なかったのだか、ちょっとしたきっかけで観ることになり、見事にハマってしまった。
ハマり過ぎのストーリーは余韻が長い。「テラビシア」や「黄泉がえり」も消化し終えるのに時間がかかったので、仕事など実生活のことを考えれば、私はこの映画は観ない方が良かったかもしれない。
時代設定が1970年前後に生まれた同世代の青春ストーリーだし、挿入歌が佐野元春に渡辺美里とか泣かせすぎ。テレビ版も名作でよく作り込んであったが、高校時代に綾瀬はるかと長澤まさみの両方に出会えてたら、どちらに憧れたか?という基準により私は映画派。
ヒロインが白血病で死ぬというのは、今となってはベタな設定かもしれない。あと千本近く観てきた映画好きの視点から、柴咲コウの役回りの無理矢理感など構成で甘い部分も多分にあると思う。ただ、おっさんになり怖いものなどなくなってきた以上、良かったものは良かったと評価したい。自分の中では永遠に生き続けるストーリー。
あまり観たくなかった映画
感動もの、悲しむもの、いい映画だと言わせたい。そんな気がしてずーと観たくなかったんだけど、やっぱりなんだけど思春期のころ思い出してしまいました。幸福になりたいですよね誰しも。
愛と死
この時期の映画って愛には死が必要で
2000年後半の恋空でそれらを終焉されて
今は、ゾッとするくらい
愛に死の匂いがしなくなった気がする。
震災の影響もあるんだろうなあ。
なぜ、今更これを見たかと言うと
YouTubeで予告編を漁っていたら
出てきて、長澤まさみのか細い声に何事かと思い、気になったからです。
助けてくださいシーンが
ネタみたいに見えて泣けなかった・・・・・。
これは、世間が悪い(笑)
やっぱり映像が素敵ですね。
この時代の映画は。
フィルムな感じが今ではとても新鮮。
純愛のブームで、悲劇を謳う
言わずと知れた純愛ブームのきっかけとなった“セカチュー”。
劇場で観て以来の鑑賞となるから、11年振り!
時が経つのは早いもんだ。
ブームも遥か昔に遠退き、もはや忘却の彼方になりつつある今、改めて見てみても、平凡な出来。ブームの真っ只中から少々冷めた目で見ていたが。
興行85億円のメガヒットは本当にブームだったからなんだなぁ、と。
さほど原作を読む習慣は無いが、本作は友達から借りて珍しく原作を読んでいた。
原作では高校時代のエピソードがほとんどだった気がするが、映画では現在と高校時代のエピソードが交錯。
大沢たかおと柴咲コウの現在パートが非常に退屈で、映画全体の足を引っ張ってしまっている。
原作に登場しない柴咲コウの映画オリジナルキャラの存在理由がイマイチ不明で、原作を絶賛していた人気女優も出演させて更なる話題とヒットを狙った商業作戦が見え見え。
やはり高校時代のエピソードがいい。
原作と違ってちょっとバカっぽい朔太郎役の森山未來の好演もさることながら、何と言っても長澤まさみ!
キュートでスタイルも良くて、瑞々しく儚い魅力はダイナマイト級!
平凡な男子とクラスのマドンナの恋という構図は、今流行りの少女漫画実写化と逆。
長澤まさみを大ブレイクさせた事が、本作最大の功労。
本作以降氾濫した号泣を誘う純愛映画。
死に別れ、成就出来ない愛こそ美しいとばかりに次から次へと作られ続けたが、あくまでそれはフィクションだから。現実だったらただの悲劇でしかない。
夢物語かもしれないが、今の少女漫画実写化の方がハッピーエンドだ。
ある意味一番”安心”して見れる作品
評判通りの名作。ある意味一番”安心”して見れる作品。過去に縛られた人間が、もう一度歩み始めるには、何かきっかけが必要で、それを一緒に乗り越えていくような気持ちになる。
悲しい純愛でしたが、それを共有して癒しと再生もありました
総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
まだまだ大人ではないからこそ、純粋な恋愛に集中してしまえる。じっくりと時間をかけて幼い二人の行方を描いてくれたからこそ、彼らのまじりっけの無い瑞々しく清らかな愛が伝わってきた。そして死んでしまったからこそ、その思いが美しいままにいつまでも残ってしまった。高校時代のそのような純愛の描き方の演出がかなり上手かったし作品中でも一番出来が良かったので、高校時代だけに集中した作品でも良かったのではないかという気もした。
でもいつまでも過去のことばかりにこだわらず、新しい彼女と新しい人生を切り開くために心のけじめをつけるための過去への旅を取り入れるというのもいいかとも同時に思った。これがあるから、二人で悲しい過去を共有しながらも再生と癒しがあるなと感じたから。それに映画としても、このような試みは単純な話に捻りを加えていて面白い。彼女が死にそう・死ぬという場面を中心に据えなかったのは正解かもしれない。
自分はテレビドラマを見ないので知らなかったが、映画の前にテレビドラマがあったらしい。それを知らないから、テレビ版と比較することなく先入観無しで素直に見ることができたのは良かった。テレビで流れていた、空港で「助けてください」と叫ぶ映画の宣伝を見て自分は「この映画はくさそう」と思って逆にひいていた。でも実際に見てみると、彼女の死を作品の結びにしなかったことでそのくささは感じなかった。それには登場人物たちの演技の良さにもよる。特に長澤まさみの、悲しく美しい思い出という以上の少女役は良かった。彼女の存在があったからこそこの物語は生きたと思う。
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