劇場公開日 2004年5月8日

「現代から過去に、行ったり、戻ったり、10回位ある ややこしい」世界の中心で、愛をさけぶ KEOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0現代から過去に、行ったり、戻ったり、10回位ある ややこしい

2020年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1=原作と随分違う感じ、話を捻るし、話をポンポン飛ばすから判り辛い
   ハッキリ言って、映画の律子は、存在が邪魔

2=朔太郎が、病院から亜紀を連れ出すのは迷惑行為だし、
   空港で職員に食ってかかる(因縁つける)のも迷惑行為

3=最後まで観ても、感動する場面なし、泣く所なし
   「愛と死をみつめて」や「野菊の墓」や「絶唱」とは大違い

4=話が長いし、下手だし、演技も下手だから、面白くない

5=本の売れ行き、映画興行収入、観客動員、は凄い
 ①本の売れ行きは、「ノルウェイの森(上巻):251万部」を抜いて
   国内最大発行部数
 ②興行収入・観客動員とも、2004年の実写邦画1位で、
   収入は、歴代9位というから、期待して観たのだが、ガッカリ

6=本の売れ行きには、紫咲コウの書評が、貢献したためだし、
   主演にして観客動員も増えたし、
   映画作品として、賞もとったので、
   これで良いのかも知れないが、少し残念な気がした

7=なお、世界の中心とは、
  この映画(原作)では、豪州ウルル(エアーズロック付近)のこと

KEO