劇場公開日 2004年4月10日

「女性監督の描く男子思春期モノかも。」バーバー吉野 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0女性監督の描く男子思春期モノかも。

2023年7月10日
iPhoneアプリから投稿

農村地帯の 農閑期の花🌸は 最近 自治体の補助なども出るとあって 私の田舎でも見かけます。

綺麗です。

閉鎖的な田舎町
とは言っても現代の流動的なシステムでは不可能なので
童話?寓話? くらいのストーリーではある。

男の子たちが 転校生を受け入れて 彼と仲良くなっていくのが好感持てる。
吉野くんの家族とは対照的に 転校生一家は全然出て来ない。

たぶん お父さんはお母さんと離婚してて、お母さんと彼だけがこの町に来てるのだ。

映像美が素晴らしく
もたいまさこの床屋のタオルがピンク一色であるところやきちんと片づけられた道具 店内のそこかしこも気持ちが良い。

ここのところ グロテスクなのを立て続けに見てしまったので 評価甘めになったかもしれない。

asica
NOBUさんのコメント
2023年7月10日

今晩は。コメント有難うございます。
 私も荻上監督作は「かもめ食堂」が最初ですので(で、思いっきり嵌りました。)今作が商業デビュー作であった事は随分後に知りました。
 微かな記憶ですが、近くのレンタルビデオの片隅で殆ど借りられて居ない感じでしたが、面白かったですね。
 近作の荻上監督の「波紋」は男にとっては凄く怖かったのですが、センス溢れる作品になっていて、映画監督もドンドン作風が変わって行くのだな、とも思いましたね。私は「波紋」もとても好きですよ。では。

NOBU