「船乗りシンドバッドも歳をとるとおしまいだね」映画ドラえもん のび太のドラビアンナイト HIROさんの映画レビュー(感想・評価)
船乗りシンドバッドも歳をとるとおしまいだね
クリックして本文を読む
2025年1月29日、Amazonプライムにて視聴。
敵役が最も小物っぽい映画第12作目。
絵本入り込み靴で絵本の中を探検という冒頭はまぁ分かる、絵本がめちゃくちゃになってしまうのも面白い、本が燃やされて脱出不可能になってしまうというのも展開としては申し分ない...しかしアラビアンナイトの一部が事実を元にしてる部分があるから絵本と現実の過去世界が繋がるっていうはちょっとよう解らん...子供がメインターゲットとはいえちょい無理があるように感じました、敵が現地の奴隷商人と盗賊なのでしずかちゃんの境遇には同情は出来るものの大冒険のワクワク感は少なめでした。
ゲストキャラのミクジンがラスト付近まで空気なのも微妙でバクダットを冒険するのに現地に詳しいガイドを雇うのは分かるけどしずかちゃん救出という大任があるにも関わらず旅行会社のガイド雇うのはどうなのか、おかげで結構真面目に旅行ガイドしてるミクジンがひたすら無能扱いされるという可愛そうな事になってるのが気になります、デザインは可愛くて好きだったんだけどね。
完全な善人ではあるんだけど歳食ってお人好しな好々爺と化してるシンドバッドは割といいキャラしてたんじゃないかと、1人で寂しいのかドラえもん達との別れ惜しんだり、EDで交流が続いてるみたいな描写があったのも良かった、主題歌の「夢のゆくえ」も中々良いです。
コメントする