「みんなの危険が危ない!」映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記 HIROさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなの危険が危ない!
クリックして本文を読む
2025年1月26日、Amazonプライムにて視聴。
若干ホラーテイストな映画9作目、大長編の漫画がなかったり海底鬼岩城、竜の騎士に続きリメイクにも恵まれなかったちょっと不遇な作品。
本作登場のひみつ道具ヒーローマシンが当時全盛だったろうTVゲーム風ではあるのもも基本中から怪物が出てくる舞台装置でしかないためゲーム要素は少なめ。
娯楽映画として楽しめるものの、のび太はひたすら活躍するがジャイアン、スネ夫がやや空気気味だったりとドラえもん映画としてはちょっと大人しめな雰囲気。
一方で徐々に変質していく街や化け物に変わっていく先生や家族等ホラー感は結構高め、ビジュアル面では「魔界大冒険」のメジューサだが雰囲気ではこっちも結構トラウマ、階段登ってくるママのシーンとか映像と声質のおかげでかなり怖い。
魔界大冒険に引き続きラストで良い所持ってく形でドラミちゃんも登場、三蔵法師が神と敬い始めるのも納得な活躍をする。やたら目立つ専用タイムマシン「チューリップ号」もお披露目される。
挿入歌、EDとして印象に残る堀江美都子さんが歌う「君がいるから」はかなり好き。
コメントする