「人肌恋しい雪のホワイトデーにランデブー」ヴァイブレータ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
人肌恋しい雪のホワイトデーにランデブー
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2003年、寺島しのぶが鳴り物入りで映画界に。
ピンク出身の廣木隆一監督、荒井晴彦脚本。原作の小説あり。
フリーライターの女は取材で出合った女たちのの摂食障害がすっかり伝染ってしまい、対話しているような頭の中の独り言が実際に聴こえるほどにイカれてしまっていた。
雪が降るホワイトデーの寒い夜。深夜のコンビニでひとり酒を物色中に、茶髪のトラック運転手と目が合い、すれ違いざまにお尻を手の甲で軽くタッチされる。
なにも買わずにあとを追って店外に。
トラックの高い助手席に招かれて、焼酎のロックをゴチになる。その先はだいたいそうなる訳よ。
ブァイブレーターそのものは出てこない。
女のハートがふるえた瞬間からのロードムービー。
酔ってもないのに29歳の寺島しのぶが有村架純にみえてしまった。
大森南朋もほぼ同年代。若い。
防寒用ボア付きの黄色い長靴。
釣り用???
オレも同じようなの持ってる😅
ナンパに使う気になって来た。雪の深夜ね。
フリーのトラック運転手の岡部は無線にハマっていた。どこかで誰かとつながっていたい。
道中、女は優しい男に癒され、電波体験も消え、元のコンビニ前で降りる。
また合う約束はしない。
寺島しのぶの放尿シーンが多め。
2025年3月14日 松竹東急の土曜シネマ
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