「まあまあだった」東京ゴッドファーザーズ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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泣けはするのだけど、あまりに偶然に偶然が重なりすぎてどう考えてもご都合主義だ。素人が考えたような物語展開で、しかしそれは敢えてのチョイスかもしれないのだけど、だったら何もかもいい感じにしろよと思う。ままならないからこそ現実であり、ままならない現実でもがき苦しむのが現実だ。物語の創作で嘘は一つだけにしてほしい。
今敏監督は『パーフェクトブルー』がとにかく嫌いで、他の作品でも好きなものはなく、今回も批判的に見ていたらやっぱりまあまあだった。
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