「軽快なハートウォーミングコメディ!」東京ゴッドファーザーズ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
軽快なハートウォーミングコメディ!
今年のキネカ大森の年末年始の名画座は、本作と「千年女優」の二本立て!(昨年は「千年女優」と「パーフェクトブルー」の二本立てだったなあ)
おかげで、観ることができました、「東京ゴッドファーザーズ」!
「ああ、面白かった」と素直に言える映画。ホームレスのおじさん、ゲイ、家出少女の三人の背景も適度に散りばめながら、「生まれた子供は、みな尊い」という、当たり前だけど、時々忘れてしまいがちなことを貫く脚本は、気持ちいいし、キリストの誕生日にぴったりだ! 俺の中では、ラストがびっくりな 「ラストクリスマス」 と並ぶ、クリスマスの定番映画になりそうだ。
赤ん坊を拾ったホームレスの三人が、親を探し歩くクリスマスイブの夜。「千年女優」のテイストとはガラっと変えて、軽快なタッチで描く、ハートウォーミングコメディ。欧州の映画っぽいね。
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