劇場公開日 1993年12月25日

  • 予告編を見る

海がきこえるのレビュー・感想・評価

全120件中、1~20件目を表示

5.0コドモな里伽子と、大人な拓

2024年3月21日
Androidアプリから投稿

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 15件)
くまの

4.5大人になって観てみるとすごくいい

2024年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大昔にレンタルビデオで観た時(中学生の時かな)は、そこまで強い印象を持てなかった作品だった。スタジオジブリの作品としては他のものとは毛色が違うからだろうけど、今観るとすごくいい。スクリーンで見たせいもあるだろうけど、大変新鮮な感覚。冒頭の吉祥寺の駅のプラットフォームの雰囲気が懐かしくて、作品世界にいきなり魅了された。東京と高知を舞台に描く10代後半の青春映画だが、当時の等身大の男女の機微を捉えた脚本とアニメーションの繊細な芝居ですっかり引き込まれてしまった。
主人公の視点で展開される形式で、ヒロインが何を考えているかわからずに主人公をガンガン振り回していく。でも、なんか嫌じゃない。回想形式で語られるからというのも嫌じゃない理由の一つなんだろう。終わって観ればいい思い出、というやつだ。テレビのトレンディドラマのように劇的な展開はないのに、心に居座り続ける心地よさがある。
青春映画としては恋愛が成就しなかったので「ほろ苦い」系になるんだろうけど、全然苦くない鑑賞体験なのがいい。かけがえのない瞬間は、それだけで貴重であるということをすごく説得力もって描いているのがすごい。
飛躍のない物語はおそらくジブリらしくないと言えるんだろうけど、こういう地に足ついた人間ドラマをきちんと描けるのも日本アニメの魅力だ。

コメントする (0件)
共感した! 27件)
杉本穂高

5.030年以上ぶりに観たら

2025年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

カワイイ

子供のときにビデオ録画して何度も見返した大好きな長編アニメが、地元の映画館で再上映されていたので最終日最終回で鑑賞。いつ行っても貸切状態の映画館に10人以上居てびっくり。

当時と違った感想や感情なのはおっさんになったからなのか、子供の私では理解できていなかったのか。見返して気づいたのは主人公二人の行動力が大人すぎ。でも田舎の青春の甘酸っぱさ全編に漂っているのが堪らなく好きです。

さすがのジブリ系なので、映像も音関係も古臭くないし過剰演出がなくて安心して観られます。登場人物の服装も一周まわってオサレに感じました。日本ではサブスク配信していないので課金してください。素敵な映画には対価を支払いましょう。

この時代の高知県には広末涼子さんがまだ住んでたっけなーって思い出しながら観ちゃいました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
花ひろば

3.5リバイバルにて初鑑賞。映像が凄く繊細で今見ても全然古臭くなくむしろ...

2025年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

リバイバルにて初鑑賞。映像が凄く繊細で今見ても全然古臭くなくむしろ映像の切り抜き方や魅せ方がオシャレに感じた。
キャラクターは良くも悪くも等身大って感じ。昔のトレンディドラマみたいな印象。あんまりアニメっぽくは無かったかな。どちらかというと主人公に感情移入しやすかったかも。松野は一途といえば聞こえはいいけどちょっとストーカー染みてると感じた。対してヒロインがまぁ典型的というかヘイト集めそうなキャラメイク。散々引っ掻き回す役回りで作中何度か痛い目を見るがあまり同情的印象は持てなかった。ただ自分に正直でハッキリ意思表示する点は気持ち良かった。
ラストも爽やかで良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
id

いつ好きになったのか考えてみた (-ω- ?)。あと、〇〇〇ちしたときの心情。

2025年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサヒロ

4.5The 青春ストーリー

2025年8月26日
Androidアプリから投稿

 リバイバル上映していたので、観てきました!
 本当に誰しもが…とは分かりませんが、理想的な青春時代の様子を鮮明に描いている作品だなと感じました。またこの作品は、ジブリ作品ですが、宮崎監督や高畑監督が関わっていない奇作でその点においても面白いです。
 金曜ロードショーなどで放送されない理由の場面がありますが、CMでその場面をカットしてテレビでまた見てみたいものです。

 また里伽子と拓が東京のホテルで宿泊する(実際は里伽子の両親が離婚し、母の地元である高知に戻ってきたのだが、秘密裏に母にバレないよう計画を企て、父のいる東京🗼に戻り、前の日常に戻りたいと思っていたが、父はもう相手がいたのを知り、里伽子と同伴していた拓は里伽子の父にホテルを手配してもらい、後に里伽子も拓のいるホテルに逃げて来た。)とき、異性という関係でいるのに何も起こらないということに意見を言った宮崎監督さんのことも分からないこともないが、里伽子と拓はお互いはっきりとした気持ちがつかめずギクシャクしており、そういうような考えができなかったと僕は感じました。

音楽もとても素晴らしいです。少しぎこちないテンポ…いや、青春という人間の不安定な時期に対してマッチしており、拓や里伽子の心情 気持ちを心臓の鼓動のように伝えているのだろうとアニメーションとまたマッチし、音楽が流れる上で説得力と妙な立体感を味わう事が出来ました。
 ファンタジックなイメージと戦争が絡み合ったイメージ、そして高畑監督 宮崎監督 鈴木敏夫さんのイメージ的な、キャラが多いジブリですが、たまにこういう作品を見ると感動🥲します。

 日常的でジブリじゃない!!という人も少なからずいるでしょう。しかし、このような作品があるからこそ、表現の仕方や音楽、立体感のあるアナログ映画に説得力を持たせ、青春という不安定ででも、人生の一つの山場となるエピソードだということ極めて鮮明に描いていることを再確認しながら鑑賞してほしいです。

 今や鬼滅の刃がまたも河の波に乗るように流行していますが、この作品にも光を当て、多くの人にみてもらいたいものです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
現代っ子

3.0リバイバル上映で初めてみました。 1993年の作品ですか。 その当...

2025年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

リバイバル上映で初めてみました。
1993年の作品ですか。
その当時、自分も登場人物とまさに同じ年代だったので、
懐かしさや当時の雰囲気は感じました。
ただラストはあれで終わりかという感じ。
その先をもう少し見たかった気がする。
あれで終わりだったから良かったという意見もありそうですがね。

お客さんはかなり若い方も来ていました。
どんな感想だったか聞いて見たい気がしました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Avalon

3.5これほど変わるとは…

2025年8月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

子供の頃観た時、里伽子の言うことや行動に腹が立った。はっきり言って嫌いになった。上映は1993年。それを今観るとこれほど印象が変わるとは。

簡単に言うと私が年を取った。もっと言うと立場を変えた。人の親になった。その私、今日観た里伽子に苛立ちを覚えない。それどころかたくましい。好感さえ持てる。しっかり自分を持っている、いいじゃないと。

あと星0.5付けたかったが、高校三年生ってこんなだったかな、皆もっとガキ臭かったような気がするなというその違和感から。

それでも精一杯やっていた記憶があるなあ。悔しいなあ。今の私は妥協に流されているよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
豆之介

3.5刺さらんかった

2025年8月14日
スマートフォンから投稿

登場人物が皆クール過ぎて、それぞれが何を考えてるかが僕には分からない場面が多々あった、そんな感じ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はなてん

2.0時代の変化を感じる

2025年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

スタジオジブリが1993年に手掛けた青春アニメ。いかにも90年代の映像らしく古さを感じます。当時のアニメ雑誌「アニメージュ」も懐かしくて、昭和から平成に変化した時代を感じることが出来る作品ですが個人的には好みではありませんでした。

2025-120

コメントする (0件)
共感した! 0件)
隣組

3.0ま、秀作。ジブリなヒロイン像は好かぬが。

2025年8月5日
iPhoneアプリから投稿

リバイバル上映で初見。
93年。
当時恋をした彼ら彼女らも
失われた30年を経て60手前。
懐かしい事物を愛でながら、
ふとした刹那に想いが甦る時、
を巧く撮った秀作と支持。
ジブリなヒロイン像
(気に食わないとキッと睨む、
正しい事しか言わない、
けど可愛いから許せる)
は好かぬが。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
きねまっきい

4.0繊細だが普通の若者の青春の一コマ。それがいい。

2025年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ドキドキ

1993年日本テレビ系でテレビ放送されたスタジオジブリ制作のスペシャルアニメがリバイバル上映。
望月智充監督ら“スタジオジブリ若手制作集団”とスタッフによる作品。
土佐・高知を舞台に男女高校生が辿る青春の軌跡。
等身大の青春、若さ、静かな情熱、当時の空気感や普段着の若者ファッションなどが詰まってます。
作り込み過ぎない自然なデザイン、動画、モノクロ・コピーに着色したような背景なども新鮮。
これだけ身近でリアルな作品は、当時本当に画期的でした。

本作もジブリあるあるで、本編よりもエンディングに映る絵が微笑ましくて温かい。

余談ですが、1995年12月25日には、テレビ朝日系列でクリスマスドラマスペシャルとして本原作の続編『海がきこえるII〜アイがあるから〜』の実写ドラマが放映。
当時の第20回ホリプロタレントスカウトキャラバンで「コンテスト兼ドラマヒロインの選考」として、里伽子役が公募され、43723人からえらばれた佐藤仁美!がグランプリ、本作でデビュー!
テレビドラマ初主演となる武田真治が杜崎拓役で出演してましたとさ。(ドラマの話は全く知らなかった。)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ITOYA

4.0宮沢りえか石田ひかり

2025年7月31日
Androidアプリから投稿

PG12って…?
かなりキツいラストが待ってるのかと身構えちゃいましたが、始まってしまえば吸い込まれるように鑑賞。
個人的には松野君との再会をラストにしてブロマンス風味を残してくれたほうが余韻に浸れたかな。
実写化なら宮沢りえか石田ひかりでしたな。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
こうた

3.5ええねェ

2025年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

癒される

なんや知らんけど

ホッとするわ。

こう言う世界観はまだ普通にあるんやろか?

と思いながら観た◎

言葉や行動から相手の意図を読み取り

その読み取りのすれ違いがアクシデントを起こしても

いずれ何処かで繋がる。

そんな急がないコミュニケーションが成り立ち実を結ぶ

そう言う世界が、まだ普通にあるなら

この世界も捨てたもんじゃないよね。

とほわァ、とほっこり観ました。

まぁ、時代はデジタルです。

デジタルならではのほわァ、が生まれてくることを期待し

ええねェ。この映画。と締めくくっておきたい◎

コメントする (0件)
共感した! 2件)
tomokuni0714

3.0海が聞こえる

2025年7月27日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

幸せ

少年、少女が高校、大学の頃の話。懐かしく、いいねと思っ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
えんち

5.0懐い夏はあつい。映画館で観れて良かった。

2025年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

12歳の春、偶然テレビ放映で観て深く心に刻まれた作品。小僧の私は遥かに年上のようなしっかりした主人公達にすごく憧れた。
もはやこの作品は、私にとってなくてはならない人生の重要なスパイスと言えるのだ。

包容力があり明朗快活、好青年で完璧ではなく少し隙も見せてくれる杜崎拓。我儘で奔放で拓を存分に振り回す武藤里伽子。そして深い優しさを持ち、静かで穏やかな松野豊。
とても魅力的な3人だが、とりわけ里伽子の破壊力は凄まじい。
序盤の謎の美少女からベールを脱ぐやいなや文武両道で、周りに迎合しないスタイル。孤高の人。
やはりカッコいいと思ってしまった。
憧れるのをやめられない。
そうなのだ。もう31年前のことだが、思春期を迎える頃の私は里伽子にすっかり心を奪われた。
現実に戻るのが名残惜しいくらいに強烈に惹きつけられた。魔法にかけられたように。
今となってはかけがえのない思い出だ。
生涯忘れることはないだろう。
映画を観終えて感じたのは、静かな心の響きだ。以前のような胸の高鳴りではない。
今年で44歳になる私は年を重ねたことで物事を冷静かつ俯瞰的に捉えるようになれたのであろう。青春時代只中に生きる3人の心はどこまでも爽やかで溌剌として綺麗。人生で本当に大切なことがそこはかとなく心に伝わってくる。
そして私にまたしても変化をもたらせた。
12歳の遠いあの日に思いを馳せたり、半生を振り返ったり、まるで自分の心が原点に戻っていくような不思議な日々を送っているのだ。それからしみじみと人生の素晴らしさと今を生きている喜びを感じるのである。長い時を経てついに作品の真骨頂を見た。

いつかまた必ず観に行きたい。
美しく青く澄んだ心と再会し、ふれあうために。
それまでは頑張って生きてゆく。
私にとってこの作品は心の故郷になったのだ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
兵庫の兄やん

4.01993年をそのまま切り取る

2025年7月26日
iPhoneアプリから投稿

10年に1回くらい映画館でかかって、狭いところで話題になるらしい日陰のジブリ作品
いかにも都会っぽい東京の女子高生が、高知県の共学校に秋口に転校してくる

1993年に制作された1993年の物語、その時代をまんま切り取った感じ、振り返っては出せないだろう風合い

街の感じ人の感じ、なんかいちいち懐かしい

そして、往時の夏は涼やかで過ごしやすそう

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sysr

3.5高校時代の感覚が瑞々しく描かれる。

2025年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
mac-in

4.0ラストが良かった。

2025年7月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 1件)
にっく

3.5エモい

2025年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

ドキドキ

感想はエモい。以上ですが、それを求めていたので良いと思います。今、昔風に作っても出せない趣というか、懐かしさを感じられます。

コメントする 2件)
共感した! 1件)
タベレン夕