「地味な熱さ」ロボコン オレさんの映画レビュー(感想・評価)
地味な熱さ
高専に通う飽き性の女の子、葉沢里美が自作のロボットで競う大会「ロボコン」に出場する羽目になり、熱意のない落ちこぼれだが個性豊かな部員たちと共に全国優勝を目指す新感覚青春映画。
その後20年の邦画の中心を担っていくことになる小栗旬や伊藤淳史、塚本高史らそろい踏みの今作は意外にも長澤まさみ初主演作。
いかに早くロボットで箱を積み上げるかを競う競技の為、見た目は地味かつスピード感に欠けるが、さまざまな方法で箱を積む、相手の箱を取り除くなどの緻密で緊張感走る瞬間と棒読みで終始語られる実況の妙もあって普通に面白い笑。
小栗旬がだんだんと感情と熱がこもっていく役柄を演じるのが上手くて、彼の十八番の演技の原点だったのかなぁと感じるのとリアルJKだった長澤まさみを拝めるありがたい作品笑。
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