宣戦布告のレビュー・感想・評価
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初動の対応がお粗末すぎませんか・・。
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原作の麻生幾さんは元週刊文春の事件記者だから官邸や外事警察の描写などまるでノンフィクションのようなリアリティ、庵野監督のシンゴジラを彷彿とさせる。
北潜水艦の座礁は実際に韓国であった江陵浸透事件(1996)にインスパイアされたと言う。
ロシアのウクライナ侵攻で、きな臭さを増した国際情勢の中で観ると他人事ではない恐怖を感じます。
作者は有事の際に日本はこれでいいのかと、強いメッセージを込めたかったのでしょう、外交的圧力や憲法に縛られて対応に右往左往する政治家や、やられ放題の警察、自衛隊の情けない描写は度を越している感もありますが、真摯に受け止めて欲しい課題であることは解ります。
ただ、北の潜水艦と判明した時点で北にしかるべき手段で真意を問うべきです、もし正規軍ではないというのであれば正々堂々と力をもって制圧できるでしょう。もし本気の侵攻なら即座に米韓が動くでしょうから、こんな戦争ごっこでは済みません。どうも初動の対応が嘘っぽいのが難点ですね。
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