「過去と現在、映画と現実を自在に行き来し、アニメならではの自在な表現で描かれる、名女優の大恋愛の年代記」千年女優 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
過去と現在、映画と現実を自在に行き来し、アニメならではの自在な表現で描かれる、名女優の大恋愛の年代記
今 敏監督作品 リバイバル上映企画 第2弾!
23年の時を越えて銀幕に甦る!
映像製作会社社長・立花源也は、かつて一世を風靡した大女優・藤原千代子の半生を振り返るドキュメンタリー制作を依頼された。
千代子の大ファンだった立花は若いカメラマンとともに、30年前、人気絶頂の中で姿を消したままだった千代子の屋敷へ向かった。
ドキュメンタリー撮影で再現される、千代子の過去の出来事を、社長とカメラマンが追体験していき、時代と場所を自由に行き来する展開、撮影した映画のシーンと過去の現実に起きた場面が錯綜する構成が面白く、その映像もアニメならではの表現といえます。
映画作品は遂にSFとなるのも面白い。
名女優の大恋愛の年代記をアニメ映画で作ったのが凄い。
最後の千代子の言葉が印象的です!
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