「14日目の月には、明日がある」千年女優 つっちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
14日目の月には、明日がある
《千年女優》
14日の月には明日があるから好きなんです。満月の後は欠けていくだけだからと言った男性の面影を原動力に進み続けた大女優千代子。千代子は叶えられない事を知らないフリをし続けていたのかもしれない。思い通りにならない毎日のその先にはっきりと"希望"が観えた気がした。初見スクリーンで観られたの幸せ過ぎる。
現実と虚構の交錯は何が正しいかというよりも何を正しいと信じるのかが試されている気がする。全てはダイナミックな自分の覚悟から、生ぬるい希望のメッキはいともたやすく剥がされてしまうだろう
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