名探偵コナン 天国へのカウントダウンのレビュー・感想・評価
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景観軽視は許されることでない
劇場版5作品目
監督は『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』『名探偵コナン 世紀末の魔術師』『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のこだま兼嗣
脚本は『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』『名探偵コナン 世紀末の魔術師』『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の古内一成
粗筋
西多摩市でのキャンプの帰り阿笠博士と少年探偵団は完成したばかりのツインタワーの見物にやってきた
入り口には毛利小五郎と娘の蘭と蘭の親友の鈴木園子の姿が
ツインタワーのオーナーでTOKIWAの社長の常盤美緒は小五郎の大学の後輩で先輩を招待したのだった
1人のはずが少年探偵団らも加わり大所帯でお邪魔することになった毛利先輩
そこでTOKIWAの原佳明専務と社長秘書沢口ちなみと出会う
さらにはツインタワー建設に貢献した市議会議員の大木岩松とツインタワー設計者の風間英彦と美緒の日本画の師匠の如月峰水も紹介される
その夜ツインタワーで宿泊した大木議員が何者かに刺し殺された
さらにはゲームのプログラマーでもあった原専務も何者かによって刺し殺された
そしてツインタワー内のパーティーではネックレスにピアノ線が引っ掛けられ吊られて状態で常盤美緒の死体が発見された
工藤新一が江戸川コナンになる経緯が冒頭で紹介される劇場版ではお馴染みのシーンで毎回登場するがそういった回想的ではなく現在進行形で台詞つきとなると黒の組織が劇場版初登場
佐藤刑事は今回登場しない
原作者が今回もノリノリで参加しているようだ
『タワーリングインフェルノ』を強く意識してるようだ
一流の漫画家となると漫画やアニメばかりではなくそういった名画もしっかりと観ているものだ
真っ赤なスポーツカーでタワーからそっちの建物に飛び越える圧巻シーンで咄嗟の判断で柱を破壊し灰原哀を救うコナンに関心
なかなかのできるものではない
ヘリコプターにモーターボートに拳銃に今回は自動車の運転
コナンの父親は教育熱心だな
ある意味名探偵コナン影のヒーローは工藤優作と言っても過言ではない
原専務を殺害したのは黒の組織
彼は黒の組織の一員だったが裏切ったために殺されたのだ
ツインタワーの爆破も黒の組織の仕業
大木議員と常盤社長を殺害したのは老人如月峰水画伯
大好きな富士山がいつでも見える丘の上に家を建てて大きな窓から毎日富士山を眺めて暮らしていたのにツインタワーが建ったために富士山が半分になってしまったからだ
流石にいくら殺人犯とはいえお年寄り相手にキック力増強シューズは活用しなかった
古畑任三郎の木村拓哉の回を思い出した
犯罪動機は観覧車ができたせいで時計台が見えなくなったから
ヤフー知恵袋の連中は幼稚だというが僕はそうは思わない
人殺しは奨励しないが如月画伯の割れんばかりの怒りは理解してあげたい
日本人は景観を軽視する者が多すぎやしないか
声の配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になっている「東の高校生探偵」工藤新一=江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつガールフレンドで都大会で優勝するほどの空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親かつコナンの保護者で警視庁捜査一課の刑事だったが不祥事の責任を取り辞職し私立探偵に転向したもののとんだヘボ探偵でコナンのおかげで「眠りの小五郎」の異名を取る有名人になった毛利小五郎に神谷明
コナンの本来の姿で高校生探偵として名を馳せた工藤新一に山口勝平
黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者でやはり組織の一員だった姉が組織に殺されたことにより自らAPTX4869を飲み小学生の体になった宮野志保(組織でのコードネームはシェリー)=灰原哀に林原めぐみ
コナンの正体を新一と知る数少ない人物の1人でコナンのために便利グッズを開発する発明家の阿笠博士に緒方賢一
少年探偵団でコナンにほの字の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団で食いしん坊の小嶋元太に高木渉
少年探偵団で物知りの円谷光彦に大谷育江
蘭の同級生かつ幼い頃からの親友だ鈴木ザイバツの令嬢の鈴木園子に松井菜桜子
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
警視庁捜査一課のキャリア組警部の白鳥任三郎に井上和彦
警視庁捜査一課の刑事で巡査部長の高木渉に高木渉
警視庁捜査一課の刑事で巡査部長の千葉に千葉一伸
警視庁鑑識課の鑑識官のトメさんに中嶋聡彦
黒の組織の実行部隊のリーダーのジンに堀之紀
黒の組織の幹部でジンの腹心のウォッカに立木文彦
元・黒の組織の一員で組織によって殺される志保の姉の宮野明美に玉川紗己子
常盤財閥の令嬢かつTOKIWAの社長でツインタワービルのオーナーの常盤美緒に藤田淑子
ツインタワー建設に大きく貢献した西多摩市の市議会議員の大木岩松に渡部猛
TOKIWAの社長秘書の沢口ちなみに久川綾
TOKIWAの専務取締役で優れたプログラマーの原佳明に橋本晃一
ツインタワービルを設計した建築家で森谷帝二の弟子の風間英彦に小杉十郎太
富士山の絵で有名な日本画の巨匠の如月峰水に永井一郎
ツインタワービルの保安主任の塚本元に菅原淳一
美緒にVIP専用エレベーターを無断で使用したことを咎められたTOKIWAの男性社員2人組に小西克幸
美緒にVIP専用エレベーターを無断で使用したことを咎められたTOKIWAの男性社員2人組に井上隆之
パーティーに赤ん坊を抱いて参加していた女性に百々麻子
原佳明殺害事件の検視を担当した老検視官に一条和矢
ツインタワービルで発生した爆発事件の陣頭指揮する消防隊長に宇垣秀成
ドーナツショップの女性販売員の赤木美絵
意外とほのぼの回
安定の。落ち着きます。
映画でいつもと雰囲気がめっちゃ違う!というよりは
アニメ版の2時間スペシャルを見てるような感が今回あった。
・あゆみちゃん「30秒数えられるのはコナン君の横にいると鼓動がドキドキするから」
・哀ちゃんを助けるみんな
光彦、元太の活躍
地味〜に黒ずくめの男たちの話も進んだりするので、やっぱり映画も見ることも重要だな。
シリーズ初期の傑作で、コナン全体でも上位の作品!!
シリーズ初期の傑作だと思いますし、コナン映画全体の中でもレベルが高い仕上がりだと感じました。園子の髪型や高級外車の伏線や、犯人の動機も印象に残りました。また、歩美ちゃんファンには見所が多く、唯一無二の作品ではないでしょうか。「黒鉄の魚影」(2023)を観てジンは破壊王だと思いましたが、昔からみたいでした。タワーからの脱出も無茶苦茶ですが、楽しかった頃のワイルド・スピードみたいで良かったです。飛ぶ前の静かな時間に、何か悲壮感があって印象的でした。
古典物理学かい!
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ジンとウォッカがめちゃめちゃな事やりよる。
パーティーが行われているビルに爆弾を仕掛けて火災を起こす。
さらに隣のビルとの遊歩道も爆破、遊歩道は崩れ落ちて落下。
さらに屋上からの脱出も防ぐためそこも爆弾で火の海に。
何がやりたいかというと、シェリーつまり灰原を殺したいだけ。
そんな事のために東京は大惨事となった・・・。
こんなことしたら警察に巨大な捜査網を引かれるだけで、
自らの首を絞めるだけというのが分からないのだろうか?
上下階を炎に包まれ、自分達の階にも時限爆弾がある事を知ったコナンは、
爆風を利用して車でジャンプ、60m隣の建造物のプールに落下、助かる。
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レビューを書いてなかったから見たけど、過去に見てた。
何作目だろう、かなり古いみたいで、灰原が出たての頃やったみたい。
死んだ姉の自宅に電話し、留守電の声を聞いて寂しさを紛らわしたり、
それで黒らに逆探知されそうになったり、ヌルい灰原が垣間見れる。
しかしこの作品の頃はもっと楽しんで見てた気がするなあ。
最近はコナンが万能過ぎてイラっと来る事も多いし、
推理も都合良過ぎやしでシュールさばかりが目立つけど。
でも改めて見たらこの作品もたいがいシュールではあるわなあ。
黒の組織って、何があっても警察に捕まらん自信があるんやろけど、
その割にはジンらが現場に証拠を残しすぎ。
体毛一つ落とさないようにせんと、現代にはDNA鑑定ってのがあるんだよ。
ってか、そういう科学捜査が一般的に知られるようになったから、
シュールキャラのジンらが最近あんまり登場せんくなったのかな。
それに、偉そうに物理公式を持ち出してあれこれホザいてるが、
高校で習う古典物理が現実に適用できると思ってる時点であり得ない。
強風の吹く高層ビルで、空気抵抗を無視した計算なんて意味ないやろ。
それにあんだけの高さからなら、水面落下でも十分死ねるっての(場)
初回見た時に採点してたら星4つやったと思うが、
最近はコナンのシュールさに辟易してるんでその影響で3つね。
75点
映画評価:75点
前作より映像がキレイになり、
めちゃくちゃ観やすくなりました。
そして、
相変わらずクライマックスが最高過ぎでした。
少年探偵団の活躍がここまで胸に刺さるとは…。
アクションシーンって、
私はあんまり好きじゃないのですが、
あのスポーツカーでの脱出シーンは見応えありました。
まず灰原さんの自己犠牲からの、
それを身を呈して連れ出す元太、
終始灰原さんを必死に守ろうとするミツヒコ、
そして30秒想いを刻んだアユミちゃん、
どんな時でも冷静な判断力で仲間を守るコナン、
本当に最高のカウントダウンでした。
こんな元気なシーンで
涙が溢れてくるとは思いませんでした。
蘭ねーちゃんの活躍で十分満足していたのに、
本当に良い作品をありがとうございました。
殺人事件の方も中々見応えがあり、
おちょこの意味に感動しました。
なるほど、、人生ってやつですね。
【2022.6.26観賞】
灰原カッコいい
このシリーズはどれも似たり寄ったりなので、違いがあまりわからないが、この作品は結構気に入っている。特に最後のスポーツカーでの脱出劇。灰原が自己犠牲で車に乗り込まないと気づいた元太が灰原を抱きかかえて車に運び、脱出し、成功する感動的なシーンだ。元太は灰原のことが好きなのかもしれないね。
クライマックス演出が派手!
地上波放送で何回目の視聴。
改めて観たらとても面白かった。
蘭姉ちゃんとコナンくんのビルからのダイブシーンや、ラストで少年探偵団が車でビルから別のビルの屋上に突っ込むシーンは熱い。
おそらくテレビアニメ版でまだ登場してそこまで時間が経っておらず、自分の居場所を見いだせない頃の哀ちゃんが、少年探偵団に居場所を見つける萌芽になっているのも良き。
劇場版第一作「時計じかけの摩天楼」ネタを入れてきてたのも面白かったし、今回の犯人の動機についても第一作の森谷教授に負けず劣らずのサイコパスみある動機だったな…と思った。
そういえばあんまり大きく絡みはしないものの、黒の組織も出ていたんだっけと思い出す。
ジンのアニキは今回もドンマイな感じ。笑
王道です。
今作は灰原哀をメインとした映画。彼女を軸
にストーリーの展開が良かった作品。そして
ミステリー的に見ても面白い。今回もやはり
フーダニット重視でダイイングメッセージが
ハウダニットに関するものという結びつきが
良かったと思いました。犯人に繋がる伏線が
ありフェアプレイな作品ですがストーリー重
視な作品なのでやはりストーリーが面白い。
灰原を中心とし少年探偵団もそこそこ深掘り
最終的にハッピーエンドは王道の中の王道。
面白かったので星4.5にします。
コナン映画史上最高の出来!
連続殺人というミステリーな展開に、現場に残されていた「おちょこ」が表す2つの意味。真相が分かったときはもう興奮しまくってた。そして程よいアクション。隣のビルに展示用の車で移るなんて方法が凄すぎるw
いやー超絶面白かったー!!
ツインタワー・インフェルノ
"名探偵コナン(劇場版)" シリーズ第5作。
レンタルDVDで2回目の鑑賞。
原作マンガは未読、テレビシリーズは最近ご無沙汰です。
かの名作「タワーリング・インフェルノ」もびっくり!
暗号。殺人トリック。爆破。アクション。タイムリミット。ラブ。とにかくてんこ盛り盛り。これでもかと詰め込んでありました。破綻していないところがこれまた秀逸!
クライマックスの興奮は筆舌に尽くしがたいものがありました。めちゃくちゃカッコいい。ハリウッドも真っ青だ!
決死の覚悟で「ダイ・ハード」的バンジーを敢行した蘭姉ちゃんの努力を無駄にするコナンくん。絶妙でした(笑)。
[余談]
主な舞台となるビルの名前がツインタワー。公開された年に発生した9.11との奇妙な符号がなんとも言えません。
[以降の鑑賞記録]
2021/04/23:金曜ロードショー
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