PRISM
劇場公開日:2001年11月17日
解説
映写技師が体験する妄想と現実を描くサイコ・ファンタジー。監督・脚本は福島拓哉。撮影監督に石井城治があたっている。主演は山下念吾と岩崎高広。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。
2001年製作/100分/日本
配給:P-kraft
劇場公開日:2001年11月17日
ストーリー
ドラッグ常習者でバイセクシャルの映写技師・真は、子供の頃に読んだ結末を想い出せない童話の夢に悩まされていた。そんなある日、どこか憂いのある大学生・深沢と肉体関係を持つようになっていた彼は、映画館の支配人に公開前の映画『PRISM』の映写テストを頼まれる。映画は、ある一組のカップル・みすずと祐二の恋の始まりから終わりまでをドキュメンタリータッチで描いたもの。ところが、街でみすずを見かけた真は、目の前の情景が映画の中に既に記録されていたことに気づき驚愕する。一方その頃、深沢は大学の同級生・エリから熱い想いを寄せられ困惑していた。不安と苛立ちを抱え、次第に歯車が噛み合わなくなる真と深沢。数日後、真は深沢と出かけた旅行先で謎の黒服の老人に射殺される。