光の雨のレビュー・感想・評価
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裕木奈江と山本太郎のメッセージ
若松孝二監督作品『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を観た衝撃よりも、オブラートに包まれていたせいで何だか落ち着いた雰囲気に・・・これもメイキング映像風のドキュメンタリーをも織り交ぜてあるおかげか?ドキュメンタリーといっても、これも映画の一部であり、どこまでが演技なのかわからなくなるような作りです。 メイキング映像監督は萩原演ずる阿南。撮影監督はCMディレクターだった樽見省吾(大杉漣)であり、この映画が初監督という設定。順調に進んでいたロケも途中で樽見が失踪してしまい、急きょ阿南が監督を引き継ぐことになった。 若松孝二版に比べると悲壮感とか虚無感などは感じられないが、当時の事件を知らない若者たちと比較したり、彼らが事件当事者を理解しようと努力したり、さらには徐々に自分の役柄に感情移入してしまったりする姿が描かれている。あさま山荘に立て篭もる事件に関してはほとんど描かれていないものの、観客に一緒に考えてもらおうとしている姿勢は評価できるところだ。一番良かったのはエンディングに流れる裕木奈江と山本太郎のメッセージかも。 ヌード:川越美和
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総括という名の・・・
立松和平さんの原作を映画化。 連合赤軍事件をモチーフにした作品で 総括という名の暴力。 同テーマを扱った映画の中ではまだ優しいかも しれないが、はじめてみたときの印象は いまも残ってます。
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