「出来不出来とは関係なく好みではない作品」天国から来た男たち asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
出来不出来とは関係なく好みではない作品
映画鑑賞は娯楽。
なので めちゃくちゃ汚ないトイレとか見たくないし よくわからない理由で主人公が貶められるのも全然楽しくない。
もうかれこれ20年以上前か
麻薬所持で不法に逮捕されるフィリピンの話を聞いた。
(見たらこの映画の製作もそのころの様子)
飛行機に乗る直前にちょっとした手間賃とともに ブツ を渡され 麻薬と知らず運び屋になる場合
これは 無知から来るとしても小金を貰えてラッキー みたいな気持ちが落とし穴だという話で 断らねばならない案件だというのは今では誰でも知っている。
もう一つは 税関職員が小金稼ぎのためにワザと自分でしのばせておきながら荷物にあったと言って お金を要求して来る場合。
これはもう諦めて、言われた額をちょっと値切ったりもok らしいけど「お前なあ!」みたいなやられちまった顔で支払うのが最も良いのだ、
と聞いた事があった。
今はもうこういう輩はいないのかもしれないが
有名なオーストラリアのスーツケース改造型運び屋冤罪事件は、あれって結局どうなったんだっけ?
(調べたらもう全員帰国されていましたが、主犯とされた男性が元反勢力の方で前科ありだったらしく、それで疑われてしまい、日本国家も積極的に彼らを守る方向に動かなかった事、そして通訳が非常にダメダメだったのが 事をややこしくしてたようですね)
なんて事を思い出しつつ 早送りしてたら ずっと汚ないトイレじゃないみたいだし
なんか最後 逆転勝ちの雰囲気なので
じゃ 頑張って見ます、と 見たけれど
はあ?
なんで?どうやってそうなったん?
っていう 痛快部分 すっ飛ばしてる
結果だけ?
あ! 監督が三池さんか。苦手だ。
監督さんの名を見て好みかそうでないか
確認してから 見るべきだった。
大塚寧々は いつものセリフ棒読みが この映画では味にも何にもなってなくてただの下手くそにしか見えないし
吉川晃司がそんな実直なビジネスマンに見えないし
なんか もう
フィリピンとか 行きたいと思った事もなかったけど
これ見てますます 行きたくなくなる映画だった。