劇場公開日 2001年7月20日

ELECTRiC DRAGON 80000Vのレビュー・感想・評価

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4.0脳みそBANG!!

2023年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

永瀬正敏と浅野忠信、この二人の共演に首を長くして待ちながら本作の監督でもある石井聰亙の『五条霊戦記 GOJOE』での初共演、忠信の『白痴』に永瀬がカメオ出演していたが、そして『PARTY7』とストレスが溜まる中で『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市 BURST CITY』と並ぶといったら大袈裟か、そんなPunkな映画を爆音でブチかましてくれた!! 公開当時、二十歳そこそこで劇場に足を運びボー然とテンションMAXでPunkやハードコア・パンクのライブに行ったみたいは大袈裟か、そんな感覚で久々に観た本作は当時と変わらない全身に浴びる面白さ、石井聰亙のファン、永瀬正敏と浅野忠信のファン、両方が好きなら最高の一本になる筈で、竜眼寺盛尊と雷電仏像って最高にイカしたキャラクターを忠信と永瀬のどちらかが欠けたり違う役者が演じていたら成立しない、永瀬正敏と浅野忠信だからこその完成度。 物語自体は至って単純明快、格好良い全体に対して時折挟まれるシュールな展開に格好よさは削ぐわれず、竜眼寺盛尊の荒いメチャクチャなギタープレイで大量に浴びせられる爆音がノイズとして爆発する、光熱費が高騰している今にピッタリ、電気代を気にしてちまちま使っているのが馬鹿らしくなる、電気は大切に!? 浅野忠信が参加したMACH1.67の「Shock DNA」が劇中に冴え渡る、最高!! 初公開時にフォーラム仙台にて初鑑賞。

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万年 東一