若大将対青大将のレビュー・感想・評価
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代替わりだ!若大将!
若大将シリーズ第17作。
Amazon Prime Video(東宝名画座)で鑑賞。
かなり今更感のあるタイトルな本作(笑)…
冒頭、若大将と青大将がそれぞれ後輩に渾名を譲り、代替わりと若返りを狙った感じがしましたが、継承された役を演じる俳優たちに加山雄三や田中邦衛のような魅力が全く無く、ヒロイン・ポジションも同様で、頭を抱えたくなりました。
ヒットしなかったのか、代替わりしたにも関わらず、新・若大将/新・青大将は本作限り。その後シリーズは主役に草刈正雄を据えたシリーズを2作品製作するもヒットせず中断。
加山雄三の芸能生活20周年記念で製作された「帰ってきた若大将」をもってシリーズは終了となりました(後にテレビドラマで「社長になった若大将」がつくられた)。
※以降の鑑賞記録
2022/12/21:Amazon Prime Video(東宝名画座)
雄一と節子のスレ違いが多いが、ハッピーエンドで良かった
この映画は、最初から最後まで、石山(田中邦衛)が引っ掻き回している感じ。 ・ストーカー行為、嘘つき、友人の婚約者に強制猥褻、等。 ・親告罪が多いが、石山の行為は犯罪者並みで、好きになれない。 ・映画の中の設定は、完全な悪人でなく、善良な会社員の役柄。 ・この設定で上記の行為なので、石山を好きになれない。 ・逆に、石山を好きな、善人はいないと思う。 田沼雄一(加山雄三)と、節子(酒井和歌子)は、スレ違いが多い。 ・「君の名は」の後宮春樹と氏家真知子を思い出してしまった。 →応援してるのに、じれったい。 終盤の圭子(吉沢京子)から、節子への話で正常回転になる。 ・圭子から太田(大矢茂)への伝言を託された節子が、 レース場で、太田宛に「圭子より スキ!」のボード。 ・そのボードを見て太田が奮起し、圭子を回想するシーン。 ・この数分が一番泣けたかな。 ・また、その時の音楽も盛り上げてくれる。 →吉沢京子は、1970年プロマイド売上、女優部門2位。 →流石に美人だなあ。 因みに1位は、岡崎友紀だった。 最終、餅つきの場面時、雄一は既に渡米しており、 ・「節子も正月に渡米し、雄一と結婚する」という話で終わる。 ・ハッピーエンドで良かった。 →終わり良ければ、全て良し。
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