赤い靴とろくでなし

劇場公開日:

解説

「鉛をぶちこめ」の甲斐久尊と「若旦那日本晴れ」の監督山内亮一、「第三の影武者」の星川清司が共同で脚本を執筆、「空の下遠い夢」の牛原陽一が監督した“ろくでなし”シリーズ第二話。撮影は「悪名高き ろくでなし」の峰重義。

1963年製作/88分/日本
配給:日活
劇場公開日:1963年5月19日

ストーリー

南国のある港町、ろくでなしコンビのジョーと圭介はグッとイカす赤い靴の女と知り合った。その女ユリが、関東一円の暗黒街を牛耳る野村興行を乗っ取ろうとの大計画をもちかけた。翌日から、野村興行の事業場は毎日のように二人の男に襲撃され、強奪された金はうなぎのぼり。社長の野村や用心棒のダニ政はカンカンになってしまった。もちろんこれはコンビの仕業、ユリも例のお色気戦術で応援するといったわけで、たちまち十億円もの現ナマが集った。野村興行は以前ユリの父の経営下にあり、彼の謎の死で野村に譲られたものなのだ。その謎を解き野村に復讐しようとするユリは、まず父の死後雲がくれした弁護士の小林を探し出す必要があった。ユリの命令で野村の密輸船を襲ったコンビは、首尾よくダイヤを奪ったもののダニ政たちのハサミ討ちに合い圭介が捕まった。だが彼もニセ火事を起してどさくさまぎれに脱出し、その帰途、遊覧船で働く志津子という娘が小林の妹だという特ダネを拾ってきた。彼女も兄の居所は知らなかったが、間もなくSホテルに隠れているという電報を受取った。コンビは小林を隠家に匿ったが、いち早く情報をキャッチした野村一味に包囲され、烈しい銃撃戦となった。小林もユリも、志津までが敵の拳銃を奪って応戦した時、思いがけなくもダニ政が味方となって脱出に成功。海岸線を走るトラックに野村のヘリコプターが追いついて手榴弾の雨、だがジョーの造ったインスタント高射砲でヘリは撃墜された。小林の証言で野村興行の莫大な財産はユリに譲られ、ジョーも圭介も重役になれると小躍した。だが、ユリは全財産を孤児のために寄付してしまい、社会奉仕のためダニ政と共に修道院に入るという。ろくでなしコンビはボヤキながら雑踏の中に消えていった。

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