劇場公開日 1981年8月8日

「日本史に残る最高傑作」連合艦隊 Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0日本史に残る最高傑作

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

公開当時は16歳、高校1年生くらいだったと思います。
様々な配信サイトで視聴できる現在57歳になって、初めて見てみました。
16の時に見ていたら、理解できなかっただろうと思うところが多々あったというのが率直な感想です。
両親共に、小学生時代に戦争が始まり、小学生時代に終戦を迎えています。 なので、まだ幼い少年が「お母さん」と叫びながら死んでいったという話も聞いてはいたけど、映像で見せられると涙が落ちました。
なせ、真珠湾攻撃が行われたのか理解することはできませんでしたが、女として兄の婚約者として白無垢を纏った女性が弟の愛を受け入れて、その子供を産む気持ちは少し分かる気がしました。
兄の妻になりたがった気持ちを弟の妻として幸せに共に生きてほしいと託されて、死に急ぐ兄より、生きようとする弟の愛に応える。 世情は弟に生きることを許さなかったけれど、弟の子供であっても、兄の血が流れている。 弟への愛も真実だけれど、兄への気持ちにそんなふうにけりを付けたように私には思われました。

Momoko