「貞子も人だったんだよなぁ」らせん kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
貞子も人だったんだよなぁ
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自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
2,3年前に、ホラー映画をまとめていくつか見ていた中で、リングにこんな続編があったんだ、と思って見たのが初回です。今回見たのが2回目です。
リング自体もホラー要素の強いミステリーという感じですが、らせんについてはほぼホラー映画ではないです。
リングの設定を使いながら、SF(?)的な展開をしていきます。貞子の怨念がウイルスが原因というのは突拍子もないですが、人の怨念や恐怖がウイルスのように広がる、的なダブルミーニング的な意味では好きです。また、どこまでいっても高山は安藤の一歩先を行っているような描写は、高山の超人感・変人感を際立たせているようにも感じました。
映画全体としては、全体的に冗長に感じたり、貞子の怨念がSF的に説明されていくとなんだが興ざめ感がありました。見たかったのはこういうものじゃないんだよな、感ですね。リングの続編としても、一本の映画としても、正直・・・ですね。
この映画で自分の中で一番印象に残っているのは、中谷美紀さんの色気が凄いな、というところでした。
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