劇場公開日 1997年6月7日

「渡哲也さんを偲んで テツ」誘拐(1997) 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0渡哲也さんを偲んで テツ

2020年9月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

「藤!俺が今なに考えているかわかるか?」
渡さんかっこいい

1997年の作品
全国のレンタルビデオ屋さん全店に必ず置いて欲しい名作
追悼上映期待してるのに
渡哲也さんの平成の代表作
日本のサスペンス映画ベスト10に必ず入れたい大作
やっぱり邦画は面白い

当時残念ながら映画館で観ることができなかったが20年前VHSで初めてこの作品を観た
最近になってDVD化になったがレンタルビデオ屋にも置いておらず不当な扱いに涙が出るほど悔しい思い
TSUTAYA(笑)
ネットでDVD購入したが届くまで待ち遠しかった

日本アカデミー賞では数々の賞を獲得したが興行的には失敗したそうだ
それがよくわからない

定年間近のベテラン刑事とアメリカ帰りの若手刑事のコンビ

圧巻は新宿での大規模ロケ
身代金受け渡しTV全国ネット生中継を要求してきた誘拐犯
大量のマスコミや野次馬がすごい
ヘリコプターによる空撮
迫力ある映像に興奮
撮影木村大作

公害問題も絡んでくる

「人は誰も一生に1度 死に物狂いの嘘をつく」

まさかの結末

関西人からすれば酒井美紀(静岡県出身)の関西弁は鼻につくかもしれないが堪えてほしい
悪意はないし本人はふざけているわけではない

緊張感が続くサスペンス作品のなかチョイ役だけどオカマ役の梅垣義明には笑わされた

野川新栄