闇の中の魑魅魍魎
劇場公開日:2025年10月11日
- 予告編を見る
- U-NEXTで
関連作品を見る PR

解説・あらすじ
「狂った果実」「月曜日のユカ」などの鬼才・中平康が自身のプロダクション・中平プロの第1弾として1971年に手がけた作品で、幕末の土佐で活動した天才絵師・絵金の生きざまを映画化。20歳の青年・金蔵がさまざまな出来事を経て、残酷描写や過激な性表現、ユーモアが混在した作風で知られる異端の絵師「絵金」となるまでの姿を描き、第24回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるも、そのあまりの血みどろな描写で物議をかもした。
20歳の絵師・金蔵は長身でたくましい体躯だが、傲慢で不潔という不名誉な陰口を叩かれていた。江戸に遊学していた彼は3年ぶりに故郷・土佐に戻り、「絵金」として活動を始める。権力にあらがい己のみを信じて描きあげた絵金の作品は、やがて多くの人々を魅了するようになる。
主人公・絵金を麿赤兒が鬼気迫る演技で怪演し、扇ひろ子、加賀まりこが共演。榎本滋民の「血みどろの絵金」を原作に、新藤兼人が脚本を手がけた。2025年10月には、新宿・K's cinemaで開催の「奇想天外映画祭2025」にてデジタルリマスター版で上映。
1971年製作/110分/日本
配給:アダンソニア
劇場公開日:2025年10月11日
その他の公開日:1971年6月19日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
受賞歴
第24回 カンヌ国際映画祭(1971年)
出品
出品作品 | 中平康 |
---|