「長嶋茂雄物語」ALI アリ 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
長嶋茂雄物語
ベーブルースと並ぶアメリカスポーツ史における不世出のアイコンです。特に有名なエピソードを並べたものですので、映画作品としてどうこうというより、アメリカ人が彼を偲んで称えるための映画でしょう。
なので映画評するのはヤボですが、無理して評価するなら、ハイライトの試合シーンのカメラワークが素晴らしいです。さすがTVドラマで鍛えたマン君です。スミス君のボクサーぶりも堂に入ってますね。
アメリカ人にはあまりにも有名な話が続くのでいちいち説明してくれませんので、アリを知らない人には退屈でしょうから、前提知識として、マルコムX、ドン・キング、フレイザー、フォアマン、キンサシャの悲劇、ロープ・ア・ドープは予習しといた方がいいです。最初の方に出てくるマルコムXにしても紹介なしでいきなり登場してあっという間に暗殺されます。
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