燃える雲のレビュー・感想・評価
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斜陽化するわな・・・
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隆盛を極めた日活もテレビの台頭やアクション映画のマンネリ化で斜陽の危機、そんな折、1965年入社の新人、渡哲也を軸とするアクション路線の立て直し、ニューアクション路線の一環として作られた航空アクション映画です。
航空検察官なんて聞いたことがないので原作の福本和也さんの創作でしょうね、訳ありの元腕利きパイロットがスカウトされ航空検察官として国際人身売買組織検挙に乗り出すという飛行機パニックものと犯罪捜査アクションの良いとこどりを狙ったのでしょう。
犯人も早くから明かされているし、犯罪捜査ものとしても凡庸、航空ものも普通のセスナではちょっとチープでしたね。
主役が主題歌を唄うのは日活のこの手の映画のお約束なのですが、もう一つの定番、ナイトクラブのショータイム挿入、高級クラブには行けない大衆の願望に添ったサービスショットなのでしょうが時代を感じさせますね。
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