「閉塞感」祭りの準備 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
閉塞感
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シナリオのネタは身近な人たちの下ネタばかり。涼子(竹下)は彼を好いているものの、頭のいい男に惚れやすい雰囲気。
楯男の父(ハナ肇)は妾のところに行って帰ってこない。祖父はタマミに出来た子を自分の子だと信じ込むほど。友人のトシちゃん(原田芳雄)の兄は泥棒で捕まるし、留守の隙に別の意味の兄弟になってしまうし・・・暑さのせいか、みなセックスのことばかり考えているような町?息がつまりそうになるほど閉鎖的な町。それでも歴史的には左翼運動家が頑張ってた町だったようだが・・・
女優陣は皆おっぱいをさらけ出すけど、なぜだか竹下惠子はボディダブルっぽい。日活ロマンポルノの杉本美樹のヌードもいい。
信用金庫に宿直のとき、涼子が押し掛けてきて、火事を起こしてしまうし、最後にはトシちゃんが強盗殺人で追われることに・・・「金を貸してくれ」から2人のやりとりはなかなかよかった。だけど、まだ東京に出ることに夢があった時代なんだなぁ・・・
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