劇場公開日 1960年4月13日

「今度の雷様は」ぼんち ヤマナさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今度の雷様は

2025年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

船場の足袋問屋河内屋の一人息子で、4人の妾を持った喜久治が今回の約どころ。同じ文芸もの『剣』では、禁欲的な童貞大学生を演じたのに、今回はそれとは真逆の役柄。でも、どちらも自分のものにしているところが凄い。また、この映画、食い倒れやお笑いだけの大阪しか知らん人たちには新鮮だろう。妾の一人ポン太(若尾文子)の息子が喧嘩して大怪我をしながらも岸和田人に対して「このどん百姓が」と言うシーンは笑けた。

ヤマナ