暴力教室(1976)
劇場公開日:1976年7月1日
解説
暴力教師と言われながらも澱んだ既成社会に挑戦する新進教師と非行少年たちの葛藤を描く。脚本は「暴走パニック 大激突」の神波史男、と奥山貞行と福湯通夫、監督は脚本も執筆している「横浜暗黒街 マシンガンの竜」の岡本明久、撮影は「子連れ殺人拳」の中島芳男がそれぞれ担当。
1976年製作/85分/日本
配給:東映
劇場公開日:1976年7月1日
ストーリー
一流大学への受験合格率の高さを誇る私立高校に、一人の新進教師・溝口が転任して来た。だが、彼を待ち受けていたのは、優秀な生徒たちではなく、喜多条をリーダーとする学校の管理体制に激しく牙をむく落ちこぼれの非行少年の一群だった。数日後、授業をなまけた喜多条に腹をすえかねた溝口は鉄拳を浴びせた。翌日、喜多条たちは、学校を休み、シンナー遊び、セックスにふけった。その中に学校の理事長の娘ますみがいたことが学校側に知れ、校長はもみ消しをはかるために溝口を利用した。喜多条たちのたむろする喫茶店へ乗り込み、大乱闘となった溝口は、一時謹慎させられることになった。不良群の勢力が一時衰退した時をねらって学校側は、生徒会長の新田を利用して体育会を動員させ、両者を対決させるようにしむけた。そんなある日、学校の移転問題に絡んだ汚職事件が発覚し、女教師の花房は徹底追求していくために立ち上がるが、他の教師は首になるのを恐れて沈黙を続けた。花房の行動を知った校長は、彼女の口を封じるために新田たちのグループに、溝口家を訪ねて溝口の妹・淳子に送られて帰る途中の花房を淳子ともども強姦させた。このことを苦にした淳子は自殺した。溝口は妹の死が喜多条たちの仕業と勘違いしたが、花房、喜多条の話から、学校側が仕組んだ罠であることを知った。そして彼らの汚ないやり口に怒った溝口、喜多条たちは、暴力をもって学校側に迫っていくのだった。
スタッフ・キャスト
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溝口勝利松田優作
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喜多条仁舘ひろし
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溝口淳子山本由香利
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花房悦子安西マリア
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辻伸吾村上一海
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荒川彰一佐藤秀光
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井上利光玉川雅己
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志村昇渡辺和裕
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山口国男大久保喜一
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滝沢正則ジェームス藤木
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新田勲南条弘二
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岩崎光雄津森正夫
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田島正夫高品正弘
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土屋耕作松本智正
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藤巻博酒井努
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宇佐美忠雄河合絃司
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小田切文夫小林稔侍
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坂本昭三郎室田日出男
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山本山田光一
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三国平井一幸
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長岡山本緑
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石黒ますみ結城なほ子
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唐沢泰子田中久子
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警察署長相馬剛三
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取調官五野上力
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タイヤキ屋佐藤蛾次郎
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料理屋女中伊藤慶子
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看護婦村松美枝子
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トラック運転手青木卓司
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医者守山竜二
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喜多条の父丹波哲郎
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喜多条の母小畠絹子
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石黒源之助安部徹
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難波周太郎名和宏