「初めて映画化された“楳図かずお”の恐怖の世界」蛇娘と白髪魔 papatyanさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて映画化された“楳図かずお”の恐怖の世界
初めて映画化された“楳図かずお”の恐怖の世界。「週刊少女フレンド」連載の少女向け恐怖漫画を、東映「警視庁物語」シリーズの脚本を書いた長谷川公之氏がシナリオ化。監督は「大怪獣ガメラ」(昭和40年)をはじめとする大映ガメラシリーズの湯浅憲明氏。多くのテレビ劇伴を手がけた名手、菊池俊輔氏の音楽が楳図ワールドに誘います。TVシリーズ「河童の三平 妖怪大作戦」など当時10歳の名子役・松井八知栄ちゃんが可愛い。ヒロインを助ける24歳の平泉征が若い。スリルとサスペンスがいっぱいの楳図ワールドを堪能。気持ち悪くなるようなスプラッタ・ホラー映画ではありません。原作者の楳図かずお氏も特別出演しています。蛇娘タマミ役の高橋まゆみさんは岡崎友紀の大映TVドラマ「おくさまは18歳」にレギュラー出演していた可愛い女優さん。凄みのある特殊メイクで作品を支えたプロ根性に拍手。
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