BLOOD THE LAST VAMPIREのレビュー・感想・評価
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『Blood+』は先に観ていた。
こちらの方の公開時に、あまりない形態にも関わらず評判になっていたのは知っていたけど。一部の設定が同じ別物だけど、それぞれ良さがある。
コンセプトを際立たせるために、極限まで無駄を削ぎ落とした…かどうかはわからないけど、面白く見られた。女子高生と日本刀が血まみれで怪物と戦う画のインパクトの勝利。
悪いところはないけれど
この作品の問題点をあげるなら尺が短いことだ。その時間の中で映し出されるものはよく出来てるといっていい。
しかし、少々極端な言い方をすれば、アクションシーンの連続を見せられるだけの作品で、どう評価したものか困ってしまう。
別につまらなくはないし、ほどほどに必要最低限の物語も存在する。
欠けているのは設定説明だ。だが、説明説明をしなかったおかげで無駄な時間を使うことなく面白味が出たようにも思う。
やはり問題は尺が短いこと。これから面白くなるはずの作品のオープニングミッションだけ見せられた気分だ。
セーラー服、日本刀、吸血鬼…斬新な発想に魅了!
DVDで鑑賞。
「BLOOD」シリーズの原点となる作品です。ここから全てが始まりました。
ベトナム戦争時の沖縄米軍基地に現れた異形の生物“翼手”と、それを狩るセーラー服姿の少女・小夜の壮絶な戦いを描きます。
48分と大変短いですが、そこに籠められたものの密度がハンパなかったです。
小夜とは何者なのか、翼手とはいったい何なのか、などなどキャラクターや設定の説明を極力省き、類稀なる疾走感とホラー演出が光る名編だなぁ、と思いました。
時代背景がとてもキナ臭く、ただものではない雰囲気が漂っておりました…。とてもデリケートな地帯に潜入する小夜とデヴィッドにハラハラ…。翼手は人間に化けることができ、一体誰が敵なのかを探るサスペンスも秀逸の極みでした。
血まみれのバイオレンスが炸裂するアクション・シーンは圧巻の一言。さすが常に最先端を行くproduction I.G.…脱帽です。
小夜の声優は工藤夕貴。役柄と声質がピッタリでとても様になっていました。英語も当然のことながらペラペラ(笑)
めちゃくちゃカッコいいニュー・ヒロイン誕生の瞬間だなぁ、と感じました。
この作品はTVアニメ「Blood +」の原作にあたるはずで、当時ネ...
この作品はTVアニメ「Blood +」の原作にあたるはずで、当時ネットで一気にこのアニメを観た僕はすっかり熱中してしまいこの作品を借りてきたのですが、少し拍子抜けした記憶があります。
やはり2時間程度の作品は30分×50話の作品に伏線や話の深みにおいて敵うはずもなく、アニメの方がすごく難しい話になっていました。なのでこの作品を観るくらいならアニメ版をおすすめします。
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