劇場公開日 1997年3月1日

復讐 運命の訪問者のレビュー・感想・評価

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2.0日本ノワール

2019年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 捜査中のシャブ中の男に目の前で拳銃自殺されてしまった安城。相棒の平沢(小日向)は安城が拳銃を握れないでいることを不安に思いつつも信じていた。死んだ男には身寄りがなかったが、遺体を確認しにきた保護司の宮地茂治(清水大敬)こそが幼い自分を見逃した犯人の一味だと確信する。職業はクリーニング屋の社長・・・

 一方、シャブ中の男の情婦を洗ってみると、ヤクザの大石組が絡んでいて、宮地が保護司として担当した出所者の中にも大石組の幹部がいた。指紋を消している特徴がある殺し屋。安城は単独で、宮地をマークするが、そこへ宮地の弟(六平)が家族を殺したのは俺だと名乗ってくる・・・時効を盾にして。犯罪の構図は、大石組が宮地に殺し屋をやらせて、自らは手を汚さなかったというもの。

 妻の身を案じた安城は実家へ帰そうとするも、その途中、宮地の妻(由良よしこ)によって惨殺。辞表をしたため、一人宮地を追うため大石組に乗り込み、彼らを追い詰める、やがて直接対決。

 日本のフィルム・ノワールを目指したのであろうか、犯罪に対する描写は残虐というより冷酷そのもの。唯一、保護司の宮地は人間らしさが残っているが、押入れに隠れるというプロローグからの逆転劇に見られるように単なる映像的面白さの追求だったのか。そして気になるのが、安城と宮地弟との最初の撃ち合い。どうして双方とも弾が当たらないんだ?わけわからないぞ。

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kossy

4.0「何かも燃やした。だが拳銃は捨てなかった」…エンディング曲(哀川翔)に違和感

2016年6月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

あの赤いおじさんが清水大敬か!
六平直政のナチュラルボーンキラー感がキモ怖い

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